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5/8 6SL7の玉転がし

 Professor-2のプレ管の6SL7は結構いろいろなメーカーから出ています。今まではSILVANIA製を使っていたけど、茶色のベースがあまり好きじゃなかったので黒色ベースを幾つか試してみました。写真はオーディオ専科で確保したNational Electornics製。このメーカーのは色々なメーカーのを集めてきて自社製品として出しているらしい。まあまあの鳴り方だけど、小さめの高音がちょっとシャリシャリ感がある。


 何回か使ったことのあるTube DepotにRaytheonの高信頼管VT-229を調達。。。したんだけど、片方が温まってくるとチリチリ音が(- -;。10時間以上しても治らず、指で弾くと一時的に治るけどすぐに再発。足を再ハンダしても改善せず(ToT)。他にカーボンスートされたRCA製を持っているけど、300Bを逆挿しした時にヤられたみたいで片方だけ盛大なチリチリ音がするようになってしまいました(- -;。
 結局手持ちではSilvania製が一番ノイズが少なく、気持ちよく聴ける球でした。しばらくはこの組み合わせで楽しむことにします(^_^。

4/10 300Bの玉転がしの末路

 10年間待って手に入れることができたWE300BProfessor-2に挿して数時間聴いてから以前挿していたエレハモ300Bを戻して違いを確かめようとしたら、まさかの逆挿し(@o@)(゜o゜)\バキ(>o<)(ToT)。ヒューズが飛んでしまい、普段嗅いだことのない樹脂系の臭いが微かに漂っています(*_*) 。


 Professor-2の回路は300Bは前段からグリッドチョーク(APM-131)で結合する構成。逆挿しだとヒーターを介してB電源の電流がチョークコイルに流れてしまいます。ショップに電話で尋ねたら「やはりチョークですね」との回答。LCRメーターで確認したら、本来は420HのインダクタンスがμHオーダーしかない(--;。意を決して開腹したら絶縁体らしいウレタン系?の樹脂が溶けて泡立ち、さらには焦げていました。あの時に嗅いだ臭いも強く漂ってきたので間違いなく逆挿しの影響と断定。


 ところがこのチョークコイルはショップオリジナル品で問い合わせたら既に完売。たまにオークションで出品されているけど、当てのない待ちは辛い。そこで代替品(APM-113C)をショップから取り寄せました。インダクタンスがオリジナルより低いようなので鳴り方の変化が心配だけど、他に手がないので仕方ありません(;_;)。


  APM-131は専用ホルダーでシャーシにビス1個で固定する仕様。一方でAPM-113Cはビス2個。天板にビス穴を追加加工するにはかなりのパーツを外す必要があるので現実的ではない。そこでアダプタを介して取り付けることにしました。アダプタは2mm厚のアルミ板で、APM-113Cの取り付け用の皿ビスの頭が埋まるようにサラってあります。


 なんとか収めることができました(^_^;。



 廉価版なので防磁ケースもなく、定数も違うのでどうかな?と思ったけど、聴く限りでは全く違和感はありませんでした(^_^。そもそもプラモ弄りのBGM程度でしか聴いてこなかったので多少の違いは分かるはずがないか(^_^;。でも他の回路や真空管には影響がなかったのは幸い。これから鳴り方の違いを楽しんでいこうと思います。