6/24 25mm機銃が2種発売
こここと艦船模型のブームが続いているせいか,エッチングパーツの新製品が目白押しである.特に25mm機銃は2社から発売された.始めの写真は上海「Lion Roar」製,次がハセガワ製の25mm三連装機銃の取説図である.まだ組み立ててないので,どちらがリアルなのか定かでないが,今までファインモールド製しかなかったパーツが3社から選べるのはなんと贅沢な時代になったことか.現在製作中の飛龍にはすでに機銃を取り付けてあるので,次期起工艦でレポートする予定. 6/17 飛べる零戦 零戦好きはかつて刊行された書籍等で精密な図面やボロボロの機体の写真を数多く見ていると思う.そこから感じる印象はギリギリの設計,戦争の悲惨さ,敗戦の重々しさなど,初戦の戦果の華々しさと裏腹にかなり負のイメージが大きい.ところがこの本に登場する零戦はピッカピカでのびのびとした印象すらある.やはり平和な時代に貴重性を持ち,思い入れを込められて整備され,自由に大空を飛べる機体はこうも戦闘機をセスナの様な緊張感のないもに変えてしまうのか.とここまで書いて気がついた.この機体はもはや戦闘機ではない.機銃を装備せず,一発の弾丸も撃てない機体はただの運動性の良いレシプロ機なのである.いまも兵器としての能力を持っていると,どんな機体でも緊張感が伝わってくるものではないだろうか.とはいえ付録のDVDで観る零戦の飛行している姿はやはり感動を覚える.CGではない零戦の雄姿を観るのはうってつけの一冊である. 潜水艦戦のDVDは\500シリーズのうちの一枚.米国側の視点で編集された映像だけど,生け捕りにされたUボートの映像や東京ローズの肉声など貴重な資料がお手頃な値段で手に入るのは嬉しい企画である. 6/10 扶桑・山城特集 かつての「アオシマかよ〜(--;」という嘆きは今や完全に払拭されたWLシリーズ.そのアオシマから発売された扶桑と山城は期待通り帝国海軍の複雑な戦艦の威容を余すところ無く再現している模様.久々に覗いた秋葉のショップで投げ売りされていた月遅れのモデグラはWLシリーズ特集.特に扶桑は作例は製作意欲をかき立てられる,程良い手の入れ方.艦スペは各年代の設定の艦容に改造する記事が中心.両艦に思い入れのある輩用の内容かな. ところでモデグラで見開きで紹介されている上海「Lion Roar」製のエッチングパーツ群が気になる.飛龍の飛行甲板を始め,機銃,電探,ラッタルなど従来の他社製品をほぼ網羅している.特に機銃の組み立て易さや完成品の容姿は各社のコンセプトと技量がよく分かるもの.これは実際に試してみるしかないので,折を見て試してみる予定. 6/4 代替 最近はなかなかプラモを作る時間を取れないので,せめて通勤時間に雑誌を読んでストレス解消を図ることに.ここ数年,雑誌は立ち読みだけで買わないけど(゜o゜)\バキ,丁度ModelArtの40周年記念号が発売されていたので確保.中身は記念コンテストの結果特集で受賞者の素晴らしい作品の数々を拝め,久々に感動.特に大賞の1/72伊400フルスクラッチはお見事の一言に尽きる.自分の作品は苦労した思い入れがあるのでひいき目だけど,これほど見ていて楽しめる他人の作品って滅多に無いと思う.銅賞の赤城のダイオラマも「よくぞここまで」って感じ.そしてじっくり目を通すまもなく,数日後に次号のUボート特集を発見.大スケールのフルハルキットの作例を見ていると,自分でも作りたくなってしまうのでは(自称)モデラーとしては当然の衝動.個人的に1/200のVIIC型がタミヤかハセガワから出てくれればと思うんだけどね. 5/27 緑ミル貝? ひっさびさにマスクゾルを使おうと蓋を開けたらいつもと様子が違う.今までは固めになってはいても,水を入れて良く振ると使える状態になっていた.しかし今回は使わない期間が長すぎたせいか,水分の蒸発量が限界を超えて柔らかいゴム状になってしまった(;_;).底のほうは使えるかなと期待して引っ張り出している様子が上の写真.残念ながらマスク成分が全て結合してしまったらしい.かなり強い力で引っ張っても切れることなく伸びてくる.餅より硬く,まるで貝のようで不思議な感覚(@_@). 5/18 独キオスクにて ドルトムントで宿泊したホテルの路地裏にあったキオスク.そのショーウインドウに並べてる雑誌の中にタイガーIを発見した.話の種に確保しようと思い,店に入って主人に「モデル・マガジンをちょーだい(一応,英語で)」と言ったら手にしてきたのがエロ雑誌.おいおい,モデル違いだよ〜(^_^;.指さしながら「ティーゲル!」と言ったらようやく通じ,バツの悪そうに渡してくれた. 内容はタミヤの1/48タイガーIの改造記事の特集.ドイツ語はさっぱり分からないけど,写真を見ているだけで幸せ気分(^_^. 5/6 久々のプラモ 三月から色々とゴタゴタが重なり,艦底を塗装しただけで中断していた飛龍の製作を二ヶ月ぶりに再開.GWは近所に出かけるだけの我が家の慣例のお陰で,ようやく手を進めることができました.とは言っても艦船模型は1年半前に竣工した鳥海以来.細かな作業の連続は苦痛になって投げ出しかねない.そこでディテールアップは作業を楽しめる程度にとどめている.赤城や加賀のように船体を弄らなければ工数が減るので,知ってしまうとやりたくなってしまうディテールアップの記事は読まない事に.三面図を参考にして自分が納得できる程度の目標を設定した.写真は基本塗装が終了したところ.この後,甲板の板毎に濃淡を付けるために適当に筆入れし,アンテナ線などを張れば完成する.このままでも見て楽しめるし,手を入れる度に精密感がましてくる,今が一番楽しい行程(^_^. 5/3 STREAM Color Sample 発売されていたら絶対に買っているSTREAMのプラモ.残念ながらまだどのメーカーからも出ていない(;_;).で,今のところ手に入るミニチュアはこれだけ.ディーラーに展示してあるカラーサンプルです.ヤフオクでも出回っているようですが,あるツテに無理を言って確保してもらいました<(_ _)>.実車よりも黒く見えるけど,太陽光のもとで撮るともう少し茶色掛かって見えるのかも.クールアンバーメタリックに決めたのも,実車をみたら光線の加減でフロントの曲面が強調されるのにグッときたから.車の色を決めるのは実車を確かめるって基本ですね. 4/21 ドルトムント 昨年度はヨーロッパに縁があって6月のモスクワ,9月のポルトに続き,3月はドルトムントに.ワールドカップに湧き,スケートの世界選手権で荒川静香が滑った地であるが,「地球の歩き方」には半ページ分しか載っていない.案の定,観光できる場所はほとんど無く,地味な街だった(--;.それでも幾つか小物を確保してきたのでこちらで公開. 4/8 動く人工島 展開の早いキャプテンフューチャーを読んでいるとヴェルヌの作品は状況描写がくどくて(緻密で(^_^;)ストーリーがなかなか進まずイライラいてくることが多い.この作品は珍しくテンポと描写がバランスが取れていて気軽に楽しめた.世界中?の大富豪が2機のスクリューで移動できる強大な人工島に住み,季節毎に快適な海域を移動するのが設定.金持ちケンカせずの住民がしだいに分裂し,左右のスクリューを勝手に回したため島が.....この人工島はペルシダに引き続きスクラッチしたい素材です. |