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12/24 桜花 製作記

 回天と共に特攻兵器の桜花は将来作ることはないだろうなと思っていたんだけど、就遊館でレプリカを観てから極めて悲惨な歴史を形として残してみたくなりました。1/72のプラモはハセガワから一式陸攻と抱き合わせで商品化されていたけど、1/48はかつてTESTORSが作っていたけど絶版で長い間キットがない状態。そんな中、我らのFineMoldsがエッチングパーツと共に開発してくれました。このキットは至高&究極のゼロと共に並行作業で製作しました。


 まずは仮組み。分割された左右の機体の合わせ目処理が肝になりそう。


 まずはお決まりでコクピットの製作と機体内部の塗装。


 凸モールドのメーターは銀色のドライブラシでメモリと指針を色づけしました。


 ガビ〜ン(@o@)。流しこみ接着剤の瓶を倒してしまい、翼が浸ってしまった(ToT)。数時間放置してプラが完全に硬化してからペーパー掛けして表面を平し、パネルラインを罫描き直してどうにか再生できました。


 再生できた翼とキャノピーを取り付けて形になりました。ピトー管はエッチングパーツに付属しているもの使用。真鍮パイプで自作しなくて製品を使うのは初めてかも。


 組み説の指定だと機体色は明灰白色だけど、桜の花びらのイメージがあるので白を足して明るめにしました。


 デカールを貼り付けたところ。実機は機体の中心線に細い赤いラインがあって、専用のデカールが入っていたけど、長くて細いデカールを曲がらずに貼り付けるのは神業が必要。何度か挑戦したけど、曲がりの修正の度にちぎれてくるので断念して塗装で再現することにしました(--;。


 こんな風にマスキングしてエアブラシ!


 綺麗に細いラインが引けた!と思ったらマスキングに隙間があった。しかもデカールに掛かり気味(;_;)。デカールをマスキングしながら軽くペーパー掛けして色を薄くし、機体色をブラシして何とか修復できました(--;。


 墨入れしたところ。この後は半艶クリアをコートして完成!奥に見えるのは並行作業していた究極のゼロのプロペラ。
12/22 至高&究極のゼロ 製作記2

 明灰白色を塗り終え、車輪格納庫やフラップ内部を機体内色に塗るためのマスキングを貼り終えたところ。


 52型の機体上面の暗緑色は。翼裏の縁まで塗られているので、ここを残すようにマスキングしておきます。


 エンジンや車輪周りの塗装準備。種類が多いけど、部品が小さいし、色も発色しやすいものばかりなので作業は楽です。


 1/48の機体の場合は実物同様に塗装で日の丸を描いているけど、1/72だと径が小さくてサークルカッターで円を切り抜くのが難しいので今回はデカールを使いました。見方識別帯はデカールだと発色が良くないので塗装です。


 全てのデカールを貼り終えたところなんだけど...


 赤い「ノルナ(乗るな)」ライン内側の透明部分がテカるのを嫌って切り取ったら、細い赤ラインがぎたぎたになっちまった(ToT)。仕方なくここは塗装で修正します(--;。


 デカールを貼り終え、クリアコートして墨入れ中。


 はみ出た墨を拭き取って、半艶クリアをコートして完成!
12/8 至高&究極のゼロ 製作記1

 今日は「ニイタカヤマノボレ」が実行されてしまった日ですね。それに因んだわけではないんだけど、年初に手がけていた作品の製作記を亀アップします(^_^;。このキットはモデルグラフィックス誌2007年11,12月号と2011年2,3月号にてファインモールド社とコラボで実現した1/72の零戦。前者が至高のゼロキットの21型、後者が究極のゼロキットの52型です。


 キットの詳細や作例はすでに多くの諸兄がアップしているので私の記録として残すためにアップします(^_^;。両機とも共通部分が多いので並行作業をして効率化します。まずはコクピットの製作だけど、キャノピーのフレーム内側をコクピット色で塗装するためにマスキング。当初はマスキングゾルを塗ってフレームを切り残そうと思ったんだけど、細すぎて剥がれてしまい断念。仕方なくマスキングテープを切り出して地道に貼り付ける鍛錬作業を敢行。ただフレームが細くてパーツが透明なので、テープの位置決めがすごく難しい。そこでマスキングゾルをキャノピーの内側に塗って色づけし、フレームを見やすくしてから作業を行いました。


 両機のキャノピーにマスキングテープを貼り終えたところ。細かい単調作業なので一日に一機分も貼り終える集中力が保たない(--;。下に置いてあるプラ板はマスキングゾルの切り出し練習の跡です。


 椅子などの軽め穴が貫通していないのでピンバイスで開けておきます。


 2機の内部を塗装し終えたところ。いよいよコクピットの組み立て作業に入ります。ここが出来上がると機体を組めて形が見えてくるので楽しみです(^_^。


 1/72とは思えない再現密度。


 私はキャノピーを開けた作品を作らない主義なので、作業量が増えるのは遠慮して欲しいんだけど(^_^;、ここまで拘っていると組んでみたくなります。メータのデカールも詳細に再現されているんだけど、マークソフターを使っても凹凸に馴染んでくれず浮いています(--;。


 胴体、翼を接着し、カウリングを仮組みしたところ。形が見えてくると作業を進める上で精神的な安心感を得られます(^_^。


 機銃部の別パーツを接着したら隙間が大きいのでパテ埋め。この後、スジ堀してパネルラインを再現します。精密キットなのに、なんで精度が悪いのかな。もしかて隙間は仕様?


 機体を塗装する前に、キャノピーの内側になる部分をコクピット色に筆塗り。キャノピー越しで目立たないのでムラがあってもお構いなし(゜o゜)\バキ。


 ピトー管は径の異なる真鍮パイプを使って再現するのはお約束。


 機体色の塗装準備完了です。まずは明灰白色で21型全面と、52型の下面を塗ります! 10/8 真空管オーディオ・フェア

 今年で18回目となる真空管オーディオ・フェアが昨日・今日の日程で開催されています。昨日の会場30分後に到着したら、どの部屋もすでに熱気に包まれていました。出店各社の機器試聴会があるんだけど、来場者が多いのでもっと落ち着いて聴きたくなる。写真は販売会場。普段の秋葉価格よりもお買い得になっていたり、少ないながらもフリマもあったりで、この世界では数少ないお楽しみの機会かも。


 収穫は整流管の274B、真空管スタンド、黒檀製インシュレータ、金メッキ出力端子。ボールペンはアンケート回答の粗品。フリマでお安くしてもらった274Bは中国のValve Art社製。作りがシンプルなので価格なりの音かなと思うけど(^_^;、形が良いので確保しました。Professor-2 に使っているSovtek製5U4Gと差し替えて違いを聴いてみる予定。真空管スタンドは将来300Bを差し替えて楽しむ日が来るのを夢見ての確保(^_^;。インシュレータは傷のあるB級品だけど、スパイクが正常ならば、大きなヒビや欠けでない限り問題ないハズ。この日のランチは久々のトプカでインド風ポークカレー。身も心も十分に満たされた休日になりました(^_^。
10/6 Professor-2 にボンネット&DACを追加

 Professor-2 のキットを発注した時に一緒に頼んでいたボンネットが届きました。本来このキットにはボンネットは用意されていないんだけど、真空管にモノが降ってきたり万が一の時に真空管保護と火災防止、火傷防止のために特注しました。


 折り曲げて接する部分は溶接仕上げで隙間なし。アンプボディと同じ焼き付け塗装で一体感があります(^_^。


 ボンネットにはねじ穴を開けて貰っているけど、アンプ本体は未加工なので被せているだけ。余程のことがなければズレることはないし、気分によってすぐに外せるので良しとします。


 アンプの左に置いてあるのは最近導入したDAC。ラトックのRAL-2496HA1です。ビックカメラのポイントが貯まっていたので千円ほどの現金追加で確保(^_^。CDコンポを撤去してコンパクトなDACに換え、MacからBGMを流すようにしました。電源はパワーで十分に鳴ります。ACアダプタを使って音の変化を楽しめると取説に書いてあったので、手持ちのアダプタを挿してみたけど、私の耳ではさっぱり違いが分からん(--;。


 ボリュームはヘッドホン用なので使わないけど、安っぽかったのでアルミ削り出しに交換。


 Professor-2 のツマミと統一感が出ました(^_^。

10/1 MacBook Pro 2012 13インチ

 昨夜からサイバーモス工廠の母艦に新鋭艦が就役。5年間使ってきたMB Pro 2007 Mid 15インチは使用中に異常に発熱するようになり、1年ほど前にバッテリー交換したのにウルトラマン状態。ACアダプター常用で頑張っていたら、起動しても画面が真っ暗のままに(--;。外付けモニターも使えないのでグラフィック回路周りが逝ってしまったのかも(ToT。


 基板を見てもさっぱり見当が付かないので、腹をくくりApple Storeでポチリ。幸いHDDは生きていたので、無線経由のTime Machineよりも環境復旧は早く済みました(^_^;。写真は既にHDDを取り出した後です。


 もしかしたら液晶のインバータ回路のケーブル緩みだったりして!?と淡い期待を胸に、液晶周りのパネルを外してみたけど異常は発見できず(--;。ちなみにパネルは周囲が勘合しているだけなので、薄い樹脂のヘラを複数個用意して丁寧に隙間を空けていく根気作業が必要です。


 取り出した2.5インチのSATA-HDD。1,000円ほどのUSB変換回路付きのケースを確保して、環境移行後はバックアップ用に使います。


 今度のMBはUSB 3.0なのでHDDケースも対応品を選択しました。USB 2.0に比べて青いヤツは10倍速い!(あくまでも規格スペック)らしい。
 さて、本体の使用感はなかなか快適(^_^。液晶サイズは小さくなったけど、自宅で複雑な編集作業はやらないので十分。CPUやバスはもちろん速くなったし、今まで2GBだったメモリはデフォルトで4倍の8GB。せっかくなのでSSDにして速度アップと共に発熱量抑制と高信頼化を期待(^_^。