3/28 アポロ27号 製作記
皆さんお久しぶりです。転職以来,時間に追われた一年間でしたが,先週はタイとマレーシアに掛け持ちの出張。最後まで充実した一年でした(^_^;。来年度は新しい職務が回ってくるけど,繰り返しの職務の分は少し余裕ができると期待。さて今回は年始めに完成したアポロ27号の製作記です。 このキット,アポロと謳っているけどもちろん実在しません。まるで昔のSF漫画のようなレトロなフォルムの宇宙船です。ペガサスホビーの新作キットですが,バリだらけでキット自体もレトロな雰囲気を醸し出しています(゜o゜)\バキ。部品も一部ランナーから落ちています(--;。 部品数は少なく,きつめの嵌合と大きな隙間はレトロキットの製作の醍醐味を否応なく与えてくれます(゜o゜)\バキ。 二分割された船体の大きな段差をガシガシと削り,4機の補助ロケットの支柱に見事なまでに残ったパーティングラインをデザインナイフでカンナ掛け。この支柱と船体の合わせ目は深い隙間ができるのでプラ板とパテで埋めてあげます。この作業だけでも丸1日掛かっています。写真はようやく作業が落ち着いてサフ掛けしたところ。ヤスリ掛けの傷やパーツの歪みがかなり多く残っています(--;。 形状の補正はそこそこで切り上げて塗装開始。黒の重ね塗りは機体全部をマスクするのが面倒なので,境目付近のみマスクしてエアブラシ。ところがここで無精したのが失敗の元。舞い上がった塗料がマスクをしていない部分に被ってしまいうっすらとツートーンになってしまいました(ToT)。 銀色部分は布等で擦るとピカピカになるMr.メタルカラーを使っています。 背面合わせの複座操縦席には塗装指定やデカールはありませんでした。そこで適当に手持ちデカールを貼って色づけしています。これを作って3ヶ月経ったけど,完成写真はまだ未撮影。ゴールデンウィークには撮れるかな(^_^;。 3/8 幸運3連チャン? 2/25日の読売新聞朝刊に長く親しまれてきたオレンジ色の中央線201系がこの夏で引退とでていた。今では2編成しか走っていないので,遭遇すると幸運らしい。記事を読んだ翌朝,西国分寺で下りの電車待ちしていたホームの反対側にオレンジ色が!ラッキーと思い,フォーカスの甘いモトローラ携帯で撮影したのが上の写真。その後すぐに到着した下り電車に乗り,豊田に着くとまた上り側にオレンジ色。今日はダブルで付いているのか?!そして,その夜上り電車に乗る私を高尾駅で待っていたのがまたしてもオレンジ色!!!振り返ってみても,どうって事のない忙しい一日だったけどなあ(--;。もしかして遭遇して乗車できたことが幸運って事か...(^_^;。 これはオマケ写真。雪で中央線がストップした翌日の高尾駅から甘フォーカス携帯で撮影。 2/28 師走は2月!? 年末よりも2月のほうが絶対に忙しい...(--;。休日出勤,午前様の連続だったので今月はまったく模型弄りが出来なかった(;_;)。その代わりに関連雑誌を確保して寝しなに読んでいました。「アナタノ知ラナイ兵器」は大戦時のよく知っている兵器の「知られていない部分」に焦点を当て,イラストで説明してくれる。イラストを描くというのは大変なことで,線一本々々の持つ意味を理解していないと掛けないものである。零戦の分解輸送や水上機の羽根の折り方まで克明に掛けるのは著者ぐらいじゃないのかな。イラスト満載の上に説明文もびっしりと書かれているのでお買い得感も高いお薦め本です。「宇宙戦艦と宇宙空母」はこの冬に劇場公開された「宇宙戦艦大和復活編」をメインにして,25年の時を経て製作された「バトルスター ギャラクティカ」のそれぞれの設定画(イラストと3DCG)をB4サイズの大判紙面で紹介したもの。映画のほうは賛否両論(賛はあったのか?(゜o゜)\バキ)だけど,この設定画を見る限り各艦の活躍を見たくなります! 先の2冊を読み終わらないうちに25日。そうモデグラの発売日です。特集は37年ぶりのリニューアルキット蒼龍を使ったディテールアップ法。最近は時間をお金で買えるディテールアップパーツが充実していますな。老眼が進んできた私には1/700のディテールアップはしんどくて,記事は流し読みです(゜o゜)\バキ。初めの数号以外は欠かさず確保していた艦スペも今月は買わずじまいです。 1/23 宮崎 駿の雑想ノート タスカのキット「悪役1号」はとっても魅力的な造型。もともとはモデグラに掲載された宮崎 駿氏の雑想ノートのメカという。その雑想ノートをAmazonでクリック。手にしてみると装丁の美しさが目を引かれる。金文字の表紙に始まり,独特な味わい深いタッチのイラストが満載されたエッセイ&漫画を扉を開ける毎に楽しめます。 悪役1号が登場する第3話。「紅の豚」と「ナウシカ」のようなキャラが色を添えます。いつもベッドサイドに置き,楽しい夢が見られるように寝る前に1話ずつ読んでいます(^_^。 1/16 靖国神社 遊就館 横浜のおもちゃ博物館,海上保安資料館横浜館の帰りに時間があったので靖国神社の「遊就館」にも立ち寄りました。明治15年の開館後,関東大震災による大破撤去,大戦による被害と閉館を経て今日の姿があるとのこと。玄関ホールには零戦52型が展示され来館者を迎えてくれます。 何機もの機体から復元されたという機体ですが,これまでに観た零戦に比べてスマートな感じ。とても美しい機体で,特にこの角度からの眺めは大好きです。 20mm機銃の展示の後ろからの眺望。 零戦の機体はペラペラの板だったので機体もベコベコな印象が強いけど,この機体はロールアウト直後って感じですね。 2階の展示場入り口前からの眺望。このホールは西向きなので午後の撮影は逆光になります。午前中に来館したほうが撮影条件が良いでしょうね。 零戦の展示の後ろには15cmカノン砲が展示されています。 砲身基部に残っているのは弾痕? 大ホールには写真の彗星やレプリカの桜花も展示されていて,東京のど真ん中にこんな歴史的資料があったとは驚きでした。遊就館は日本の戦いの資料や武器が展示されていて,中でも日本刀は妖しい輝きを放っていて魅了します。皇居近くを散策する折はコースに入れることをお薦めします。 1/9 海上保安資料館横浜館 ブリキのおもちゃ博物館の後に寄ったのが「海上保安資料館横浜館」。平成13年に発生した北朝鮮による九州西南海域の工作船事件の主役が展示されています。埠頭には海保の巡視船「しきしま」が停泊していました。 沈没後に引き揚げられた工作船は一際威容を放っていました。全長約30m,エンジン出力は同規模の漁船の10倍,観音開きする船尾からは全長約11.2mの小型船が発進し,小型船には水中スクーターを積んでいるという007の映画のような仕様。 14.5mmの連装機銃。これで海保艦と撃ち合ったのね(@_@)。 軍艦色の海自艦しか見慣れていなかったので,てっきり展示用の退役艦と思っていたらプロトニウム輸送艦の護衛用の世界最大巡視艦だったのね(^_^;。改めて見ると連装機銃が装備されています。 1/8 ブリキのおもちゃ博物館 撮り溜めていた写真ファイルの中から「ブリキのおもちゃ博物館」を発掘。最近は北原照久氏の博物館やショップは河口湖や羽田空港などに進出していて,意外なところで楽しめますね。ちなみに撮影したのは2年前の5月(^^;。常設展なのであまり変化はないかと... 博物館のWebによると3000点が展示されているらしい。私が興味あるのはやはりメカ系。子供の玩具らしく,乗り物の窓には運転手や乗客が描かれています。 4発の爆撃機のように円筒形状の組合せもブリキで作っていたなんて驚き。 潜水艦なんてのもあったのね。 ロケット型のゲルマニウムだ〜。懐かしくて涙が出そう(^_^。先端のアンナ状の棒を出し入れしてチューニングしたっけな〜。マグマ大使のロケット形状みたいのもあったのね。 50cmはある半魚人。恐〜っ(^_^;。 2010/1/1 変化と継続 明けましておめでとうございます。今年もここで新年の挨拶をすることが出来ました(^_^。去年の今頃は転職の応募書類すら書いていなかったのに,月末に確定して以来,退職準備から新しい仕事と職場に慣れるのに振り返る暇もない一年でした。今年はもう少し余裕を持って,老いてきた体を労るよう健康管理にも気をつけたいと思います。できれば森田師匠のように休日ランをしたいけど,これは目標と言うことで(^_^;。 さて恒例となった昨年のプラモ事情ですが,写真は相変わらず賑やかな本日のプラモ棚。時間が無くてまだアップしていない作品もあります。 例年,確保数と完成数を数字で出していたけど,今年は細かいことは気にせずに推移を見ようとグラフ化してみました。年末に個人輸入した駆け込み確保で,残念ながら昨年の完成率は100%になりませんでした(--;。突貫工事で取り組んだんだけど,3個の同時並行作業はどっち付かずになってしまい,結局1個も完成せず(゜o゜)\バキ。ここ10年の推移を見ると,当初の買い漁りは無くなって,最近は確保数と完成数のバランスがとれてきました。 総計で見ると'08年から完成率が50%を越え,収拾が付いていきそうな感じ。でも,棚積み状態が100個以上あるのはヤバイですね(^_^;。気持ち的には20個くらいを維持できるようしたいもの。でも老後の楽しみに残すのは作業が細かい1/700WLだと辛いので,これを先に作ってしまわなくてはなりませんね。 では,今年も相変わらずマイペースな取り組みになりますが,宜しくお願いしますm(_ _)m。 |