広島その5 市内編(2009年9月)
市内と言ってもメインは平和記念公園.高校の修学旅行以来です.今回は自由行動なので観たいところをジックリと訪れることが出来ました.今では原爆ドームという名が付けられているけど,元々は「広島県物産陳列館」.原爆の爆風にも打ち勝った立派な建物を物産品の販促に使っていたとは景気のいい話ですね. 反対側から逆光にもめげずに撮影.こちら側は黒いシミが目立ちます.そういえば昔のアロンアルファのCMで,この「ドームの補修にアロンアルファが使われています」というのを思い出しました.「象が踏んでも大丈夫」と共に印象的なCMでした. 平和記念資料館からの眺め.この日も多くの子供達が訪れ,見学をしていました.平和を思う気持ちを忘れないでね. 資料館には市内の大きなダイオラマがありました.以前来た時の記憶になかったな.物産陳列館だったころの原爆ドームも再現されています. 反対側から低い視線で眺望.このダイオラマは対になっていて,原爆投下前後の市内の様子を対比できるようになっています. 投下後の市内.ガレキが片付けられた後ですね.吹きさらしの荒野が続いています. 「物産陳列館」の設計はチェコ人のヤン・レッツェル氏.被爆せずに残っていたら違う意味で文化財登録されていたでしょうね. 「原爆ドーム」となった「物産陳列館」.無残な姿に言葉も出ません. このダイオラマには爆発直後の火球までが再現されています. 「リトル・ボーイ」の模型.高度感知レーダーアンテナを装備しています.効果を高めるために,ある程度の高度で爆発させたわけですね(--;. 広島型原爆の構造図.火薬を爆発させてウラン235どうしをぶつけて反応させる構造が見て取れます. 明治以降,首都機能が一時的に広島に移っていたなんて初めて知りました. 当時の金属回収のビラ.神風特攻隊の文字があるので1944年の12月でしょうか. 原爆ドームのプラモがあることは知っていたけど,今までは気持ち的に欲しいと思いませんでした.恐らく県外にはほとんど流通していないだろうし,久々の広島来訪の記念と平和を祈念して確保. |