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Dresden (Septemper 2008) 第三話「博物館巡り」その1

 旧市街のドレスデン城の隣にあるツヴィンガー宮殿.中庭を囲んだ建屋は幾つもの博物館になっています.今回はアルテマイスター絵画館,武器博物館,陶磁器館に行ってみました.それぞれにチケットが必要なので,72時間有効なDresden Regio Cardを利用.これは32ユーロで11の有名博物館が無料,他の多くの博物館が1ユーロ程度の割引,市内のトラム,バス,鉄道が乗り放題,さらにマイセンへの鉄道が無料,マイセンの工場も割引と盛り沢山の内容になっています.もちろん博物館は何度でも入れます.トラム利用が便利なドレスデン市内で何度も切符を買わずに済むのはとても気が楽なのでお薦め.購入はトラベラーズインフォメーションにて.

 宮殿の中庭.採石敷きの歩道に芝生と噴水が幾何学的に配置されているけど,いまいち落ち着かない空間.木立やベンチがないので休まる感じがしないからかな.


 この日は日差しが強く,観光客はくつろぐことなく移動しています.


 絵のことは全く分かりません(゜o゜)\バキ.それでも肉体の力強さが伝わってくるのは解ります.偏光フィルターが無いと撮影角度が限定されちゃいます(--;.


 ジョルジョーネの「眠れるヴィーナス」.幾ら暑くても風邪ひきそう(゜o゜)\バキ.


  「眠れるヴィーナス」の対面の壁に展示してある絵.こちらは起きていて優しい表情.


 深い色合いが出ているのに感嘆.プラモでこんな表現ができるとすごいな.


 フェルメールの作品.タイトルは「遣り手婆」だって(^_^;


 これもフェルメールで「手紙を読む少女」.どんな内容の手紙かは知らないけど,あまり楽しそうではない.


 ラファエロの「システィーナのマドンナ」.


 リオタールの「チョコレートを運ぶ少女」.この絵は博物館の絵の中で素朴さが目立ち,一番心に残った作品.


 写真に撮ると判らないけど,質感がとてもリアルな作品でした.


 館内の様子.なんだか似たような絵が多かったな(^_^;.


 こういう立体的な細工があると楽しい.



 沢山の宗教画で満腹になったのでお隣の武器博物館へ.16〜18世紀頃の武器なので剣や鎧冑,装飾性の高い銃ばかり.









 以上,ノーコメントのように一回りして5分ほどで退館(゜o゜)\バキ.次に入ったのは入り口近くの陶磁器館.


 白い陶磁器はマイセンで見ればいいので珍しいものを思ったら,どっかで見たような模様.


 中国のものらしいけど有田焼の雰囲気がぷんぷんと匂いってきます(^_^.もともと中国の陶磁器を真似てマイセン焼きを作ったので,それまでに輸入された陶磁器がかなり残っているみたい.