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Dortmund (March 2007)

 日本からドルトムントへはミュンヘン経由の国内線かフランクフルト経由の鉄道利用が一般的らしい.鉄道は慣れていないと切符を買うのも大変そうなので,無理をせず航空機のみでドルトムント入り.ルフトハンザは初めてだったけど機内食は満足.最近どこの航空会社も不味いものは出さなくなったと思う.それとも私の味覚の許容範囲が広がったのかな.


 到着は現地時間の21:00.地方空港は閑散としてして,出るまでに入国審査を含めて15分もかからなかった(^_^.ドルトムント空港から市内へはシャトルバスを利用.大型バスに乗客はたった5名.20分ほどでドルトムント中央駅に到着.写真は別の日の昼間に撮ったもの.滞在中は毎日雨と雪が降って憂鬱な天気でした(--;.


 貴重な晴れ間に駅側から市内方面を撮影.教会以外は新しい建物ばかりの街並みでした.


 宿泊したホテル.部屋が広く清潔でしかも安い.ドイツではベッドメイクのチップの慣習は無いらしい.毎日1ユーロずつ加えて置いてあっても持っていかなかった(^_^;.


 到着したらまずドルトムントのビールで喉を潤す(^_^.ホテルで4日分の無線LANを契約し,動作チェック.3G対応のM702iSにはDoCoMoから日本への発信方法と盗難時の問い合わせ先のメールが届いた.でも問い合わせ先をメモしないと盗難時に分からないと帰国してから気がついた(゜o゜)\バキ.


 ホテル前の風景.さすがに走っている車の大半はドイツ車.VW,BMW,BENZの順で多く,Porscheは数台しか見かけなかった.


 市内のパブで昼食.ソーセージを注文するとデフォルトでトグロ巻きが出てくる.味は日本ハムのアンティエを香ばしくした感じで旨い.付け合わせのポテトとサラダを平らげると満腹.


 市内で賑わいのある通りらしいのだが....金曜日の午後はかなり人出があったけど,週の中日の午前中はとても歩きやすい.


 郊外にあるDortmunderのビール博物館.醸造所跡を利用したものだけど,割と簡素な展示内容.期待していた試飲も無い(--;.


 コースターのコレクション.こんなのも復刻版を売っていたらいいのになあ.売店もあまり充実していなかったのが残念.見学者はほとんどいないのに係員は4人もいて不釣り合い.ドイツってサービス業はあまり発展していないのかも.市内の売店はキオスクが多く,展示してある商品を注文する形態で,自由に手にとって触れる雰囲気がない.これはモスクワと同じ.デパートは普通なだけに,それぞれが混在しているところにちょっと戸惑いがあった.


 かつてビールの配送用に使ったトラック.こんなミニカーも欲しいぞ.


 こちらは市内のMuseum of Art and Cultural Historyの展示.科学展示のフロアで初期の真鍮製望遠鏡が多数展示してあった.メインは絵画のフロアだったけど,そちらは撮影禁止.写実派の絵画はドイツ人の精緻な印象をそのまま表していた.


 古い遊園地の古い模型.なんだか場違いが展示が新鮮.


 こちらは豪華なゴンドラの模型.


 市内を縦横に走る路面電車.市内観光には便利で一日券を買っておくと安上がり.


 中央駅の北口前にゲシュタポの収容所跡が残されていました.


 撮影禁止とは書いていなかったけど警備の恐そうな警官?の居ないところで建物中央の廊下&階段を撮影.今でこそ明るく採光されているけど,たぶん当時は正面のガラスは壁だったと推測.


 映画でしか観たこと無い風景が現実にあったんですね.ドイツでの表現粛正を尊重し,窓に貼った鈎十字マークは画像処理しています.


 日本で食べてすっかり気に入ってしまったアイスバイン.Hovelsブルワリー直営のビアレストランで注文したら1kgもありそうな固まりがローストしてでてきた〜 (@o@).しかもナイフが突き立っている!?


 表面はカリッ,中はジューシーなアイスバインは初めての味わい.食感に変化があって絶妙な旨さ.でも一人でこの量はさすがにギブアップ.


 メニューを見るとschweinhaxe(シュバインハクセ)とある.帰国後に調べると「アイスバインをローストしたもの」とある.で,その前に付いているriesenは...やはり「巨大な」という意味だった(--;.


 金曜日になると市内の路地で露店がでていた.八百屋が多く,次いで肉やパン,揚げ物,日用雑貨の店がある.肉ばかりの食事に飽きてきたので魚系の店を探したらフライにした白身魚の店を発見.でも店の前に並んでいる魚の生臭さを嗅いでしまったら食欲減退して引き返してしまった(--;.


 ドルトムント市内に観光する場所って博物館しかないらしい(--;.自然博物館は小学生の課外授業に丁度良いかな.トイレに入ったらウマ並みの巨大なウ○コが流されずに(>_<).さすが自然博物館,ドイツ人の生ウ○コも陳列か(゜o゜)\バキ.


 ホテルから市の中心部に向かう途中でタイ料理屋を発見.店員はみんなタイ人で地元の人がエスニックを楽しんでいた.料理は高めだけど味は上々.テーブルは掘りごたつ式で欧州人もくつろげるように配慮されている.


 ビールを呑みながら,トムヤンクンとパッタイをカタカナ読みで注文すると店員も嬉しそうに受けてくれた(^_^.きちんと酸味の利いたスープは肉料理でつまった胃腸を刺激してくれる.


 パッタイは穏やかな味だったのでナンプラーを頼んで調整.エビがたっぷり入っていて満足(^_^.


 空港のトイレでこんなものが自動販売機で売っていた.出発ロビーのトイレに設置してあってもいつ使うんだ?