Moscow (June 2006)観光編
今回は観光録です.まずはお馴染みの赤の広場.ロシア正教会の独特な建物が目を引きます.古いロシア映画では雪が積もる冬の暗い広場が印象的だけど,夏の広場(この時は連日30度(@_@;)は夜まで明るく,たくさんの観光客で賑わっていました.ちなみにこの時,午後7時半過ぎです. レーニン廟です.クレムリンの赤い城壁に融け込み,ひっそりとしていました.もちろん立ち入り禁止. 長大なグム百貨店.外側は見事なロシア建築だけど,中身は今風のイタリアン(^_^;.ブランドショップが軒を連ね,アラモアナみたいでした. ロシアの皇居,モスクワ・クレムリンの入り口です.正面のガラス張りの建物で券を買った後,手荷物検査の長〜い列.みんな団体客らしい.他の入り口から入ろうかと悩んでいたら,女性から英語で声を掛けられ,「個人観光客だから入れてあげて!」って(感じのロシア語で)警備員に交渉してくれた.どうやら英語を話せる人が誘導のボランティアをしてくれているようだ.実は地下鉄の車内でも英語が堪能なロシア人から声を掛けられ,クレムリンまでの地下道を教えてくれた.ロシアだと英語を話せるってことはステータスなのかな. クレムリンの建物紹介はガイドブックに任せて,ちょっと珍しい光景を紹介.今まで静かだった広場がにわかにざわめき始め,ごつい男が何人も現れたと思ったら.... 視線の先に小柄なオッサンが背広を肩に掛けブラブラと歩いていた.おおっ,日本の首相すら目の前で見たことも無いのに〜! 市内でかなり賑わっていた店の一つ.残念ながらお腹が一杯で味見は出来なかった.しかし,ロシアの文字って分かりにくい.TVでワールドカップが流れていてテロップに「CΠOPT」.しばし悩み,ようやく「SPORT」と読めた(ーー;. ロシアの秋葉とも言われる電気街が郊外にあると聞いて行ってみた.雰囲気はパーツ屋のない20年くらい前の秋葉原.しかしジャンク屋はない.もちろんアキバでもない.あるのは流行の電気製品を売る店ばかり.ロシアに開店したApple Centerもここにあった.でも店員はロシア語しか通じない(;_;).それでもアプリの名前は通じたのでSafariを使わせてもらい,日本へWebmail.最近のOSはMacでもWindowsでも表示は各国語に対応しているので日本語のメールを読むことが出来る.だけど「かな入力」は当然インストールされていないので送信は拙い英語メール(--;. 有名な土産店「Russian Presents」の店内.この店には看板がない.アパートのような建物の二階にあって,ドアにも何も書いていない.数人に道を尋ねて,やっとたどり着いた.理由を聞いたら,ツアー客を相手にしていてガイドが客を連れてくるので必要ないとのこと.いきなり私が入ったら店内は真っ暗で,店番の女の子たちがソファーにくつろいでいたわけである.しかし土産の種類は他を圧倒して値段も結構安い.店に着くとまずはウォッカを飲ませてくれるのは気を大きくさせるためかな(^_^;. 宿泊したホテル.スターリング建築を今も残し,内装もできるだけ当時のままの建具を使っている.もちろんガタがきているが,その場しのぎの修復なのでさほど高級感はない(--;.ここの土産店のお姉さんはベッキー似で愛嬌があり面白かった.今までロシア人の印象って寡黙で暗いと思っていたけど,今回会った人たちは素朴で親切な人ばかり.もちろんジョークも通じる.すっかりロシア感を変えてしまった旅でした. |