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瑞鶴(Zuikaku, Tamiya 1/700)


























 歴戦をくぐり抜けた武勇艦というのは運でなく艦長の采配が大きかったという。この瑞鶴も然り。しかしながらその最期が囮作戦のターゲットだったとは残念。TheCybewrMosquitoでは赤城、加賀、飛龍を竣工し、この瑞鶴も早々に仕上げたかったんだけど、色々とあって1年がかりの作業になってしまいました。かといっていつも以上に手を掛けたりはしていません(^_^:。


 船体にあった刻印。いくら姉妹艦だとしても「何だかな〜」って気分になる。せめて「ZUIKAKU」も併記して欲しかったぞ。それとも瑞鶴の船体は別にあって翔鶴の船体が間違って入ってしまったのか?


 飛龍と同様に今回も甲板はキットのものをそのまま使用。木目は凸モールドだけど結構細かいのが救いです。艦首機銃座のブルワークや舷外通路は分厚いのでスクラッチ。削って修正するより「急がば回れ」で早くて精密感が出ます。艦首支柱は左右1本ずつから2本ずつに改修。


 艦橋は型抜きの制約で台形になっている部分を長方形に整形し、窓枠のEP化、前方機銃座ブルワークのプラペーパー置き換えをした程度。甲板の防風柵をEPに置き換えたら隙間ができたので、プラ板細切りで埋めてあります。


 左舷の見張り所のような部分は目立つ部分なので精密を出すためプラペーパーでスクラッチ。最期の塗装時で内部まで塗れないので予め塗装。通路形状が複雑なので手摺りが浮いてしまっているのはご愛敬(゜o゜)\バキ。


 艦尾着艦標識のメッシュがモールドだったのでEPで作製。2枚のエッチングメッシュを重ねることで細かさと立体感を出します。


 塗装待ち状態で記念撮影。美しい形状の日本の軍艦に迷彩塗装するのは勿体ないので大戦中期の姿を目指します。


 まずは船体を塗装し、マスキングして艦底の塗装準備。この行程を逆にすると喫水線下のマスクが細くて歪みやすい。空母だと船体上部がフラットなため、写真のように逆さにして作業しやすいので艦底塗装を後にできます。


 甲板はデッキタンに艦底色で若干赤みを入れて基本塗装。その後、黄色や赤を段階的に加えて何枚かの板を塗り分け。この時モールドからはみ出ても墨入れで目立たなくなるので、かなり大雑把に細筆を入れてしまします(^_^;。


 木甲板部と着艦索をマスキングして船体色をブラシ。


 いつも楽しいマスク剥がし(^_^。墨入れや汚し塗装をしていないのでリアルさは全くありませんね(^_^;。


 白線と艦名標識、高角砲の位置線の塗装前マスキング。デカールだと細かい白線は曲がりやすいので塗装がお薦めです。


 白線が入ると甲板が引き締まりますね。空母はマスキングが面倒だけど、感動も大きい艦種です。


 墨入れ後の甲板後部。着艦標識の張り出し部をメッシュにした効果がよく分かります(^_^。


 滑走制止柵はモールドに墨入しただけ。甲板周りの落下防止網はエッチングメッシュを真鍮線の組合せです。


 老眼になりつつある最近の目に厳しい張り線作業。写真は信号旗索の加工作業です。プラ棒を輪切りにしたリールを挟んで二本にすることで、あっさりした艦橋部に精密感を与えます。


 アンテナを立てアンテナ線を張って張り線作業終了。0.047mmの鮎釣り用金属線(黒)を使っているので、この解像度では判別不可能(゜o゜)\バキ。