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帝国海軍随一の俊足艦「島風」。スマートの船体は子供心にも「早そう〜」と思った印象を今も憶えています。 そしてもう一つ印象深かったのが塗装済みのダイカスト製船底。当時も今もこんな仕様のWLシリーズはありません。当時はすごく贅沢なキットだなぁと思っていました。ただ船体とピッタリ面一にするのにパテ埋めしてヤスリ掛けすると、素材の硬さの差が大きいので綺麗に仕上げにくいのでは?という不安。勿体ないけどキットパーツは使わずに0.5mmプラ板を切り出して使うことにしました。 雪風と同様に艦首のヒケをパテ埋めしてEPの錨と極細チェーンを取り付けました。艦首先端のフェアリーダーはアルテコパテで再現しています。写真では見えないけど舷外電路が微細な凸モールドで再現されているのはタミヤ製キットの底力を感じます。 途中経過を撮影せずここまで来てしまいました(^_^;。タミヤのすごいところはディテールを再現するために個々のパーツがオーバースケールになっていないこと。でもさすがにプラの限界があるので前檣、後檣は真鍮線でスクラッチしています。 機銃台の周囲がプラで囲われているので切り取ってEP手摺りを取り付け。後檣の13号電探の精密感はEPでないと表現不可能ですね。最近はLionRoar製を愛用しています。 張り線に使う鮎釣り用のメタルラインの残りが心細くなって予備を確保しよう思ったら、シーズンオフだと店頭にあるものではない。最近は模型用に一年中模型屋で手に入るようになり、しかも別段割高でも無いので初めて確保してみました。まだ使っていないけど、季節を気にしなくて済むのはありがたいですね(^_^。 長い線は途中で弛まないように補助しながら張っていきます。 全て張り終えたら、エナメルの白を面相筆で置くようにしてガイシを再現して完成です。 |