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帝国海軍の象徴である大和、ユニークな航空戦艦伊勢に続いて戦艦を製作するなら何か...有名な長門、陸奥かなと思ったけど、天の邪鬼な私が選んだのは金剛型。そして金剛型の中で榛名を選んだのは関東にある山の名前だから。記録を見るとこのキットを確保したのは12年前。今ではハルハル(メンタルモデル)として有名ですね(^_^;。(2017/7/19) キット確保時に神保町で確保した丸スペシャルがディテールアップの参考資料です。 船体、甲板が一体構造でキットの古さが分かりますね。 実はこのキットがスーパーディテール版だからと言うのも確保した理由の一つ。限定という言葉に弱い私(--;。そしてハセガワから後発された専用エッチングパーツも使いました。 まずは艦底板にナットを埋め込みます。今の展示方法では使うことは無いけど、もしもの時の保険です。これと下の2枚の写真が小さいのは10年前の作業時の撮影だから。当時は写真を340×224 pixelサイズで掲載していました。その後に徐々に大きくなって今は454×349 pixelにしています。 主砲塔は後嵌めできるようにポリキャップを埋め込みました。これで塗装が楽になります。ここまで作業した頃、船の細かいディテールアップが精神的に負担を感じ始め、飛行機プラモの製作に没頭。 ここからが10年ぶりの作業です。彫刻された錨鎖とキャプスタンを削って極小鎖と真鍮線&プラ板切りだしパーツに置き換え。舷外電路はプラ細線を貼り、留め具はプラペーパーを細く切り出し、接着剤を付けながら柔らかくして留めています。 艦橋はいつものディテールアップ。窓をエッチングパーツに置き換え、厚みが目立つブルワークをプラペーパーにしています。 副砲と高角砲の砲身は真鍮パイプに換装。撤去された副砲跡が寂しかったので、ハトメ抜きで打ち抜いたプラペーパーを貼りました。 パーツのディテールアップがほぼ出来上がったので仮置きしたところ。密度感があって良いですねぇ(^_^。 最終時の榛名に搭載されていた25mm機銃は単装23機、三連装24機と大量。作業の効率化にはナノドレッドを使いたいけど、費用が掛かりすぎるのと、エッチングの三連装が大量に余っているので、単装のみナノドレッドを使いました。 塗装前の状態。マスキングが必要なくエアブラシを吹きやすい部品は接着しています。 甲板、船底を塗装後に執念のマスキング。 船首部。 船尾部。あまりに大変だったので三枚も載せてしまいました(^_^;m(_ _)m。さあ、これから塗装開始。この日は土曜日なので週末二日間で仕上がりそう(^_^。 念入りにマスキングした甲斐あって上手く塗り分けられていると自画自賛(^_^;。 木甲板は面相筆で数色をタッチアップ。はみ出しは墨入れすると気にならなくなります(あくまで主観(゜o゜)\バキ)。 塗装終了。この時点で土曜日の夕方。普段ならここで翌日作業だけど、今回は何故かやる気満々。 積年の「完成させねばならない呪縛」から解放されるからか、一気に作業が進んで竣工です(^_^。 張り線の本数は大和や伊勢より控え目。 クレーンの滑車が曲がっていることに初めて気がつく(--;。 |