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鳥海 1944(Cyokai, Aoshima 1/700)
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高雄型は巡洋艦のスマートな船体による敏活さと城郭のような艦橋による力強さを併せ持っています。航行時、艦橋に向いた三番砲塔が暴発したらヤバイじゃないかと勝手な心配をしているけど、当時も向きによるロック機構なんて考えはあったんでしょうね(^^;。鳥海は対航空の大改装がされずに艤装的には姉妹間の中で地味な存在ですが第一次ソロモン海戦を始め多くの戦歴を持っています。 このキットはアオシマのリニューアル版で、かつてのアオシマを忘れさせてくれるキット。付属や汎用のエッチングパーツ、金属パイプなどを使っていつものディテールアップをしてあげました。 艦橋の窓枠は付属のエッチングパーツ。キットの窓枠に貼り付ける仕様だけど、当然ながら窓部をカットしてはめ込んでいます。主砲塔はファイモールド製に交換し砲身は真鍮パイプです。ただパーツ数が足らず、後部砲塔はキットのまま(゜o゜)\バキ。ファインモールドのディテールアップパーツは使わないパーツが多くて無駄が多いのが難点。一隻分の砲塔を簡易パッケージで出してもらえないかねえ。 マストは最終時の形状に合わせて真鍮線で製作。取り付けで前傾してしまいました(;_;)。 煙突は日本海軍艦の大きな特徴で私はいつも目が行きます。ジャッキステイの取り付けは毎度の加工です。雨よけカバー支柱は汎用エッチングメッシュの切り出し。 クレーン付きの後部マスト。クレーン用の滑車はエッチングパーツのホーサリールから拝借。 零式三座水偵は作り置き。これがあると仕上げ作業が一気に進むので心理的に効果大(^^。 船尾の銘板「てうかい」。 ランチ類の手持ちが無くなったので未加工のパーツをかき集め一気に塗装。これで未竣工艦の分も足りる(ハズ(^^;)。 |