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帝国海軍(IJN)艦との違いを楽しむために外国艦を幾つか確保していました。複雑な艦橋や曲線が多い構造物のIJN艦と違い、外国艦は直線的で洗練されたフォルムが特徴。そんな中でビスマルクは力強さも兼ね備えている美しい艦だと思います。このキットは当時、アオシマやピットロードと三つ巴で販売されていたけど、投げ売りされていたので確保したもの。エッチングパーツが同梱され、ディテールの細かい軟質樹脂パーツがあるのでお得と勘違いして手を出してしまった(゜o゜)\バキ。まだアリゾナを作っていなかったので軟質樹脂パーツの欠点に気づいていませんでした(ToT。ちなみにこのキットを開封したのは2016年の夏。気持ちの萎えとの戦いで2018年1月に完成したある意味、思い出深い艦です。 まずは仮組み。案の定、軟質樹脂の艦橋や煙突周りのパーツは歪みがあり、パーティングラインの修正も綺麗に仕上がりません(--;。 キットはフルハル仕様なのでプラ板で底板を作製しました。 例によって固定用のナットを仕込んでおきます。この作業は後々に展示環境が整った時、地震などで動かないようにベースの棚板と固定するかもと思って行っていました。ところが最終と思われる現在の展示方法はガラスの棚板に並べる方法。結局今までの艦に施した作業は無駄骨に(--;。今後、私の手を離れる時にヤフオクなどで処分することがあったら活躍でするでしょう。。。 舷窓のモールドは一部が浅めなのでピンバイスで深く浚います。 甲板上の構造物の壁や天井に付属のエッチングパーツを取り付けたところ。位置精度が悪いのでプラパーツのモールドを削る必要があります。手すりも太めなのでゴールドメダル社のエッチングパーツを主に使いました。 木甲板はレッドブラウンを中心に調色した数色を面相筆で描き込みます。かなり歪んでいるけど、エナメルでウォッシングすると目立たなくなるし、最近は目が遠いので気になりません(^_^;。 バルチックスキームを描き込んだところ。写真は一枚だけど、この作業が一番時間がかかりました。 スワスティカは一度に描かず、簡単にマスキングできるパタンに分けて仕上げます。まずは中央の十字から。 四角く切り出したテープを田の字状に貼ってマスキング。 滲みもなく綺麗にできてホッとした。。。あれっ?なんか変!! やっちまった。カギを逆に描いて卍になっていました(゜o゜)\バキ。部分的にマスキングして修正。 甲板とバルチックスキームをマスクして船体色を塗装したところ。 バルチックスキームが綺麗に浮かび上がりました(^_^。 甲板上の構造物は下から順にディテールアップしながら船体色を塗っていきます。 砲塔はすっきり仕上げようと思っていたけど、防水布を再現しました。タミヤのエポパテを盛っています。 砲塔トップは対空識別色のカーマイン。適当に調色したら暗めになってしまいました。つや消しクリアをコートすると白っぽくなるので、これで良しとします(^_^;。 主要構造物を置いたところ。ここまでで起工から1年以上かかってしまったけど、ようやく全体のイメージがつかめる容姿になりました。後橋マストは作業中に触れて破損しやすいので最後に取り付けます。 錨鎖は黒色の微細チェーンをそのまま使いました。 甲煙突回りの様子。ボート類は透明パーツなので窓ガラスが再現できるけど、写真でアップにしないと見えませんね。 艦橋周りの様子。途中のパーツが軟質樹脂で歪みが取れず、他のパーツを微妙にずらしながら全体的にバランスをとりました。 後橋のマスト自体はキットパーツを使い、エッチングパーツでディテールアップ。 パーツの反りが取れず、2番主砲の砲塔下に隙間ができてしまいました(--;。 ボートと同様にアラドも透明パーツなので操縦席のガラスがうまく表現できました。この後に後部座席にエチングパーツの機銃を仕込んでいます。 前部の副砲にバルチックスキームが掛かっているのをこの時点で気づいたので、マスキングしてMr.COLORのクールホワイトで修正。白なのに隠蔽力が高くて重宝します。 張り線前の記念撮影。ここまでくると完成が待ち遠しいとともに、ビスマルク・ロスに陥るんじゃないかという不安も(^_^;。 それらしくアンテナ線を張って完成! |