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日本海軍小艦艇セット:平島型敷設艇、19号掃海艇、13号型駆潜艇
(Auxiliary Vessels, TAMIYA 1/700)






敷設艇 平島












19号掃海艇




















13号駆潜艇








 攻撃力の高い艦艇が有名だけど、こういう小艦艇が作戦行動時には重要だったらしい。有名艦ばかり確保していたので敬意を払って確保し、10年程熟成。1/700のJIN艦が一通り竣工したので、いよいよ開封。


 以前確保していた雑誌を参考に適度にディテールアップ。


 キットの内容は平島型敷設艇(中)、19号掃海艇(奥)、13号型駆潜艇(前)の三隻。例によって固定用のネジ穴を作りますが、ナットを埋め込むスペースがないので、プラ板を貼って厚みを稼ぎ、タップを立てました。


 三隻同時進行で作業をしたけど、小さくても艦橋の窓枠、マスト、煙突、鎖の置き換え作業はそれぞれ一人前。まとめて作業するのは結構な疲労度です。ただ古いキットなのにタミヤ製なので、細かいパーツもオーバースケールになっておらず、正しいシルエットが得られるのが救いです。


 エッチング製の舷外電路は2隻分しか余っていなかったので、1隻分は手摺りを切り出して「なんちゃって舷外電路」にしました(^_^;。


 塗装前の敷設艇。


 いつもは極細チェーンを使うけど、それでもオーバースケールなので、今回はエッチング製のチェーンを使いました。前檣に13号電探を付けている作例が多いけど、写真を見ると素子が粒状なので針状の13号電探に見えない。そこで今回は信号灯という解釈で製作しています。


 10ずつ2列に並んだ機雷が特徴的。


 ちょっとスカスカ感のある艦だけど、張り線をすると引き締まりました。


 塗装前の掃海艇。


 12cm単装砲の砲塔は中が塞がれてるブロック状。砲身と別パーツになったピットロードの汎用パーツに置き換えようと思ったら、オーバースケールなのでキットパーツを使用。


 爆雷はピットロードの汎用パーツにエッチングメッシュで囲いを製作。ナノドレッドの精密なパラベーンは密度感アップに効果的。


 小さな船体に12cm単装砲を三機も積んでいて、機雷除去以外に攻撃力も高そう。


 駆潜艇は漁船のように小さいけど、爆雷はもちろんのこと高角砲や機銃、22号電探を装備して密度感があります。資料を基に艦橋前とマスト後に機銃座を設置。


 他の艦と同様に爆雷は汎用パーツにエッチングメッシュで囲い設けてディテールアップ。


 張り線をすると艦の雰囲気が変わります。針状の突起を滑らかに覆う感じで優雅さが出てくるかと。


 これで古くから確保していた1/700のJIN艦隊は全て竣工。残るはフジミの新キットで昨年確保した三段甲板の加賀。そして三笠、外国艦、1/700以外の艦が数隻。