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MXY7 空技廠 桜花11型 (FineMolds 1/48)





























 回天と共に特攻兵器の桜花は将来作ることはないだろうなと思っていたんだけど、就遊館でレプリカを観てから極めて悲惨な歴史を形として残してみたくなりました。1/72のプラモはハセガワから一式陸攻と抱き合わせで商品化されていたけど、1/48はかつてTESTORSが作っていたけど絶版で長い間キットがない状態。そんな中、我らのFineMoldsがエッチングパーツと共に開発してくれました。このキットは至高&究極のゼロと共に並行作業で製作しました。


 まずは仮組み。分割された左右の機体の合わせ目処理が肝になりそう。


 まずはお決まりでコクピットの製作と機体内部の塗装。


 凸モールドのメーターは銀色のドライブラシでメモリと指針を色づけしました。


 ガビ〜ン(@o@)。流しこみ接着剤の瓶を倒してしまい、翼が浸ってしまった(ToT)。数時間放置してプラが完全に硬化してからペーパー掛けして表面を平し、パネルラインを罫描き直してどうにか再生できました。


 再生できた翼とキャノピーを取り付けて形になりました。ピトー管はエッチングパーツに付属しているもの使用。真鍮パイプで自作しなくて製品を使うのは初めてかも。


 組み説の指定だと機体色は明灰白色だけど、桜の花びらのイメージがあるので白を足して明るめにしました。


 デカールを貼り付けたところ。実機は機体の中心線に細い赤いラインがあって、専用のデカールが入っていたけど、長くて細いデカールを曲がらずに貼り付けるのは神業が必要。何度か挑戦したけど、曲がりの修正の度にちぎれてくるので断念して塗装で再現することにしました(--;。


 こんな風にマスキングしてエアブラシ!


 綺麗に細いラインが引けた!と思ったらマスキングに隙間があった。しかもデカールに掛かり気味(;_;)。デカールをマスキングしながら軽くペーパー掛けして色を薄くし、機体色をブラシして何とか修復できました(--;。


 墨入れしたところ。この後は半艶クリアをコートして完成!奥に見えるのは並行作業していた究極のゼロのプロペラ。