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De Havilland Mosquito (Tamiya 1/72)






 プラモデルに嵌っていた小学校時代の記憶の中にモスキートという名の軍用機があった。英国の木製機で双発の独特なフォルムが記憶に焼き付いている。当時通っていた近所の模型屋に行くと店内の様子はすっかり変わっていたけど、目的のものはゲット。お店のおばさんも年は取ったけど元気(^^。


しかしこれをどう塗装しようか悩んでしまった。英国軍機のカラーはスカイとグリーンの独特の迷彩が特徴的だけど、せっかくモスキートという名前が付いているのだから蚊らしい塗装をしたい(゜o゜)\バキ。初めはイエカ色の薄茶(土色)にしようと思ったけど、夜間戦闘機で黒色のバリエーションがあることを知る。となると白い線を入れればヤブ蚊になる!けれど迷彩って慣れていないと仕上がりの予想があまりつかないもの。そこでベースまで塗った機体をデジカメで撮ってMac上で迷彩のシミュレーションをすることにしました。でも形状が蚊とはかなり違うのであまり雰囲気がでないんなあ(--;。右下は雲状の迷彩にしたけど、このほうががしっくりしている気がします。塗装シミュレーション&友人達のアドバイスを元にヤブカ迷彩パタンに決定。


 グリーンの迷彩が施された機体の写真はYahoo!オークションで競り落とした約25年ほど前の模型。10cmほどの小さな模型で子供の頃,このシリーズの零戦などを集めたものだった。とても懐かしかったのでおもわずポチり。


 この写真は主力基部付近の胴体に貼られたデカール。1つの文字が1mm程度なのにここまでこだわるTAMIYAの姿勢は本当に脱帽です。おそらく左にある蓋の中に24Vのバッテリーでもあるのでしょう。

 今は生産を中止しているけどマブチからミニベビーモーターというものが販売されていました。飛行機のプラモなどに組み込んでプロペラを廻すために特に小さく作られたもの。通常の模型用モーターは回転軸に取り付けられたコイルを2個の磁石が囲んでいるけど、ミニベビーは直径が1cm程度と小さいため磁石は1個だけ。そのため始動の時は電池を繋いだ後、指でプロペラをはじいて押しがけしないと回らない。今はより小さくて性能が良いモータがあるので生産を中止したのかも知れないけど、あの押しがけはなかなか面白かったなぁ。
 モスキート機に小さなモーターを組み込もうと思ったときはすでにエンジン部分を組んだ後。でもたまたま100円で買った小さなモーターの回転音が蚊の羽音に似ていました。回転音は回転数に依存するはずですが蚊の羽ばたきの周波数は300〜800Hz(蚊:池庄司敏明,東京大学出版,1993)に対してモーターは高くても200Hz程度(12,000rpmのとき)とちょっと低め。もっと高回転にすると本当の蚊の羽音に近くなのかな?