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A6M2b 三菱 零式艦上戦闘機21型,A6M5 三菱 零式艦上戦闘機52型













































 このキットはモデルグラフィックス誌2007年11,12月号と2011年2,3月号にてファインモールド社とコラボで実現した1/72の零戦。前者が至高のゼロキットの21型、後者が究極のゼロキットの52型です。


 キットの詳細や作例はすでに多くの諸兄がアップしているので私の記録として残すためにアップします(^_^;。両機とも共通部分が多いので並行作業をして効率化します。まずはコクピットの製作だけど、キャノピーのフレーム内側をコクピット色で塗装するためにマスキング。当初はマスキングゾルを塗ってフレームを切り残そうと思ったんだけど、細すぎて剥がれてしまい断念。仕方なくマスキングテープを切り出して地道に貼り付ける鍛錬作業を敢行。ただフレームが細くてパーツが透明なので、テープの位置決めがすごく難しい。そこでマスキングゾルをキャノピーの内側に塗って色づけし、フレームを見やすくしてから作業を行いました。


 両機のキャノピーにマスキングテープを貼り終えたところ。細かい単調作業なので一日に一機分も貼り終える集中力が保たない(--;。下に置いてあるプラ板はマスキングゾルの切り出し練習の跡です。


 椅子などの軽め穴が貫通していないのでピンバイスで開けておきます。


 2機の内部を塗装し終えたところ。いよいよコクピットの組み立て作業に入ります。ここが出来上がると機体を組めて形が見えてくるので楽しみです(^_^。


 1/72とは思えない再現密度。


 私はキャノピーを開けた作品を作らない主義なので、作業量が増えるのは遠慮して欲しいんだけど(^_^;、ここまで拘っていると組んでみたくなります。メータのデカールも詳細に再現されているんだけど、マークソフターを使っても凹凸に馴染んでくれず浮いています(--;。


 胴体、翼を接着し、カウリングを仮組みしたところ。形が見えてくると作業を進める上で精神的な安心感を得られます(^_^。


 機銃部の別パーツを接着したら隙間が大きいのでパテ埋め。この後、スジ堀してパネルラインを再現します。精密キットなのに、なんで精度が悪いのかな。もしかて隙間は仕様?


 機体を塗装する前に、キャノピーの内側になる部分をコクピット色に筆塗り。キャノピー越しで目立たないのでムラがあってもお構いなし(゜o゜)\バキ。


 ピトー管は径の異なる真鍮パイプを使って再現するのはお約束。


 機体色の塗装準備完了です。まずは明灰白色で21型全面と、52型の下面を塗ります!


 明灰白色を塗り終え、車輪格納庫やフラップ内部を機体内色に塗るためのマスキングを貼り終えたところ。


 52型の機体上面の暗緑色は。翼裏の縁まで塗られているので、ここを残すようにマスキングしておきます。


 エンジンや車輪周りの塗装準備。種類が多いけど、部品が小さいし、色も発色しやすいものばかりなので作業は楽です。


 1/48の機体の場合は実物同様に塗装で日の丸を描いているけど、1/72だと径が小さくてサークルカッターで円を切り抜くのが難しいので今回はデカールを使いました。見方識別帯はデカールだと発色が良くないので塗装です。


 全てのデカールを貼り終えたところなんだけど...


 赤い「ノルナ(乗るな)」ライン内側の透明部分がテカるのを嫌って切り取ったら、細い赤ラインがぎたぎたになっちまった(ToT)。仕方なくここは塗装で修正(--;。


 デカールを貼り終え、クリアコートして墨入れ中。


 はみ出た墨を拭き取って、半艶クリアをコートして完成!