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Mac in SPARC
LC575 Logic Board in SPARC Classic compatible Chassis with PowerCard601, HDD and FDD
IIci575製作時に衝動買いしたLC575のロジックボードを活かそうと思案していたら、SUNのSPARC Classic の匡体に目がいってしまいました。サイズはW24.5*L26.5*H11.5でSC-40の背を高くした感じです。製作の際はSUNの互換機の匡体を購入しました。ジャンクで電源、ロジック、FDD付き3,000円と純正よりも安価に入手できます。ただし使えるのは匡体と電源のみです。これにLC575のロジックボードと中古のHDD、FDDを乗せました。
SPARCには同じような匡体でCD-ROMドライブもあります。重ねると大きめのコニーリョみたいですが、ドライブが等速らしいということと、7,000円くらいするので躊躇していたら、CD-ROMドライブに流用できるテープドライブの中古を3,000円でゲット。とりあえず形だけ組み上げてみました。 ネーミングですが、SUNに乗せようと思ったのでそれに引っかけてサンライズ(Sunrise)としました。SUNへの組み込みでサンセット(Sunset)でも良かったのですが。。。。('98/04/15) 参考:Doping Mac pp110 コネクタ対応表, Guide to the Macintosh Family Hardware. Special thanks:カラクラ会のつんさん。 おなじみ9インチモニタとの組み合わせ。 エンブレムは光沢紙に出力したものを張り付けました。今回はちょっとチープに。 共通のコネクタが少ないので575ロジックのものをそのまま利用。コネクタ部は穴を開けただけ。 匡体は上下に分かれ、上側には電源、HDD、FDDが収まります。FDDは最近のオートロードではないものを使用。固定穴の位置が若干違うので新たに開け直しました。電源の冷却ファン前の出っ張りは575ロジックのSIMMと干渉するのでカットしています。またこの写真ではまだ未処理ですが、電源のケーブル類は電源のフレームの中程に穴をあけて通し、FDDとHDDの間を通してフロントまで引き回します。 下側にはロジックボードが収まります。 2段重ねの下の基板はパワーオンキー用の5V電源です。小さいのに2Aと十分すぎる容量。DOS/Vパーツ屋で980円。上の基板にははモニタ解像度選択用のディップスイッチ、サウンドアンプ、パワーオン用のSSRを配置しています。 課題:(1) パワーオンリセットを行っていないのでメインスイッチを入れると起動してしまう。(2) サウンドのミュート機能を処理していない。 「まさか入らないよなー」と思っていたら入ってしまいました。ふたを閉めるとぎりぎりのクリアランスです。 MacinSPARC Sunriseのコミュニケーション・スロットにイーサーカードを載せようとしましたが、ロジックボードに垂直に挿すと電源と干渉してしまい、蓋が閉まりません。そこでイーサーカードを横に寝かせて挿せるようなアダプタを作成しました。 SunriseのロジックボードにはすでにPowerCard601が載っているので空いているスペースはイーサカードの分だけでまったく自由度がありませんでした。そこで自ずとアダプタの形状は決まってしまいます。すなわちイーサカードを横にして、ロジックボードへの垂直なコネクタを出すようなT字型です。使用した部品はハーフピッチ100ピンストレートのオス型とライトアングル(直角)のメス型コネクタ、そしてこれらのコネクタ用の延長基板(サンハヤト製)です。実際のコネクタは96ピンなのですが、丁度良いが見あたらなかったので代用しました。イーサカードを挿すときはピンの位置がズレないように注意が必要。('98/06/07) 延長基板を適当な長さで2つに切り分け、オス、メスのコネクタを半田付けした後、それぞれの端子をケーブルでつなぐだけ。。。だけど結構これが根気仕事です。 ロジックボードのスロット形状に合わせてオス型コネクタを加工します。まず、端子の周りの囲い部分を切り取ります。次に小さめのノコで切れ目を入れた後、カッターで少しずつ削っていきます。 なんといってもピッチが狭いので半田付けは途方もなく根気作業です。もともとハーフピッチのうえ、延長基板のパタンがさらに狭くなっています。この間隔は1/40インチ、すなわち0.635mmです。基板のエッジ部分のレジストを紙ヤスリで削り取り、基板を分割する前にパタンがつながっていた端子へケーブルを半田付けします。もちろんケーブルはワイヤラッピング用の単芯のものを使用。半田付け後、導通とショートを確認し、エポキシ接着剤を盛って固定しました。 |