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スピーカ 10F-7L (ScanSpeak & Stereo誌 + 自作エンクロージャ)
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Stereo誌の8月号付録が前回のユニットよりも大きい10cmのスピーカだったので迷わず確保(^_^;。専用エンクロージャ(4,200円)も売っているけど、サイズがP800と同じ約1.5Lで面白みがない。 そこで本体の雑誌に紹介されていた100円ショップで売られているMDFを使ったエンクロージャの記事を参考に自作してみました。内容積は約5倍の7L強だけど費用は半額以下の2,000円に収まりました(^_^。 エンクロージャ本体は6mm厚のMDF。200mm四方のものが2枚入りで105円。これを6セットとバフレフ用の100mm四方6枚入り1セットを購入。 箱組の方針は内容積が大きく稼げて、かつ切り取り加工が少ないこと。手作業の切削面が表に出ると見栄えが悪いし、接着面になっても密着が悪いので、裏面のみが切削面になるように工夫しました。結果は記事のエンクロージャに対して200mL以上の拡大。 ターミナルは記事で紹介されていた麻布オーディオ製。取り付け穴は手持ちのホールソーセットに丁度よいサイズの刃があったので、綺麗に開けることができました。スピーカ用の穴は糸鋸で開けて紙やすりで整え、カッターでテーパーをつけています。見えない部分なので仕上げはしていません。 記事ではバフレフを無加工の100mm角の板で組んでいるけど、これだと内容積が勿体ない気がする。 そこで支え板を斜めにカットしてみました。効果は不明(゜o゜)\バキ。 裏面にはみ出る部分はテープで養生してノコギリでカット。この後、全体をヤスリ掛けして面を整え、サンディングシーラーを刷毛塗り。再度、ヤスリ掛けして仕上げ塗装。 今回は半ツヤ消しのクリアをスプレーしました。今回使ったMDFは安い再生紙のようにかなり茶色い感じだったので、特に色づけしなくても風合いよく仕上がりました。写真は明るめに写っているけど、実際はもっと濃い茶色です。 吸音材は水槽用の濾過マットをホームセンターで調達。 ターミナルを取り付けたところ。外に出っ張りが少ないので見栄えが良いけど、ネジを回すのに指が入りにくのが難点。ケーブルにバナナプラグを取り付けると良さそう。 スピーカの端子は厚めなのでちょっとゴツ目のファストン端子を西川電子部品で調達。 まずは片側だけセットして音出し確認。初めはGalaxyの音を再生してアレッ?て感じだったけどMac.の音を再生してみると、前作のP800に比べて明らかに低音の再生が利いている。スピーカの口径が2割ほど(面積比だと4割)、エンクロージャ容量が5倍にアップした効果はかなりのものと実感(^_^。 |