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アッテネータ(電子ボリューム) MUSES72320 (秋月電子,新日本無線)



 分  類  アッテネータ
 型  番  MUSES7232
 減  衰  0 〜 -111.5dB/0.25dB step
 オペアンプ MUSES8920, J-FET input
 電  源  デジット (±15V, LM317, LM337)





 この前アンプ(HC-2SE)を作ってから3ヶ月。何か手を動かしたいなと思いながら「無線と実験」誌を眺めていて目に付いたのが秋月電子の電子ボリュームキット。摺動式のボリュームより固定抵抗を使う方が音質的に有利らしいけど、価格差10倍(@_@)。電子ボリュームの価格はその中間。取り敢えず何かを作ってみたい欲求を満たすために取りかかってみました(^_^;。キットとは別売でオペアンプが必要なので手頃な8920も同時に確保。


 この回路には良質な正負電源が必要なんだけど、一から調べて作るほどのモチベーションは無いので(゜o゜)\バキ、三端子レギュレータを使ったキットを通販で確保。同じ店でトロイダルコアのトランスを扱っていたので使ってみました。EIコアよりも音質的に有利だし、背丈も低いので薄いケースを使えるのもメリットですね。


 ケース内部の様子。入力ケーブルを最短にするために電子ボリューム基板を背面のコネクタ近くに配置し、シャフトで前面のツマミと連結しました。


 配線前のボリューム基板。基板から浮いている抵抗は容量の大きいものを使おうと思って仮配置したんだけど、まだそのまま使っています(゜o゜)\バキ。


 電源基板です。割と良質な電解コンデンサが入っていました。


 小信号を扱うのでノイズ除去には気を使います。インレットはノイズフィルタ付きを使いました。


 電流はあまり喰わないので発熱は少ないと思い、整流用ブリッジダイオードはシャーシ直付けで放熱対策することに。ビス穴位置は現物合わせで開けるので仮組みしたところです。


  前面の化粧パネルをキットの前面パネルに固定する方法は電源スイッチの共留めとボリューム軸のベアリングのハメ合い効果を使うはずだったんだけど、ハメ合いが緩くて効果なし(ToT)。仕方なく瞬間接着剤を併用(--;。


 廉価なトランスはケーブル直出し。雑誌の作例では使い回しをするためか、長いまま巻いておいているけど、ノイズを発生しそうなので短くカットします。


 電子ボリュームの電源表示LEDは前面パネルまで引き出してホットボンドで固定しました。


 LEDはかなりの光量でオーディオには品がないと思ったけど、化粧パネルの厚み分だけ奥に配置されて光が和らぎました(^_^



 化粧パネルは紙やすりを左右方向にかけてヘアライン処理しています。ボリュームツマミ左上の穴の奥には電子ボリューム基板から引き出したボリューム操作LEDを設置しています。


 このLEDはボリュームを回してレベルが変更された時にパルス状に発光します。ボリュームの回転が停止するとその時のレベルがメモリに書き込まれて記憶され、電源を切っても保持されます。これで次回電源を入れた時も同じボリュームレベルで再生されるという、本格的な電子ボリュームキットです。


 背面はこんな感じ。