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昭和の鉄道模型


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 駅正面からの俯瞰。明るく広い駅前広場です。


 踏切をでてすぐのカーブ&ポイント。交番のお巡りさんは踏切前の安全も守っています(^_^。


 もう少し左側から見た踏切。


 江ノ電の発車風景。車両にはまだ行き先シールなどを貼っていません(^_^;。


 駅前の日通ビル裏では荷物の積み卸し中。手前のカーキ色のフィギュアはオート三輪に付いていたものでかなり大きめ。遠近法にしてもで距離感ありすぎ(゜o゜)\バキ。


 トンネル手前からの俯瞰。人目に付かずに道祖神が佇んでいます。右奥の突き当たりには露店を開いて銭湯帰りの親子連れを引き寄せている構図。


 トンネルの上から街並みの後方を俯瞰。全く違う表情が得られたのは思わぬ収穫。


 江ノ電の車両は墨入れやつや消しコートした方が味が出たかも。


 商店街の外れにパトカーと覆面パトを配置。雑居ビルで何やら事件の気配が(゜o゜)\バキ

2007/12/10 昭和の鉄道模型「きっかけ」

 これ『昭和の「鉄道模型」をつくる(講談社)』にハマッている中年諸兄は多いのでは。我が家では息子が始めたんだけど、毎週ちまちまとレールや建物が増えるだけでなかなか車両を走らせることができないのが気にくわないらしい。しかも完成までに7万円以上も掛かるのはかなりの出費。さらに電車を動かすコントローラは25週まで買わないと貰えない仕組みになっている。そこで7週目までで方向転換。昭和の模型は私が引き継ぎ、母材となっているトミーテックのジオラマコレクションを購入し、オリジナルのダイオラマを作ることにした。息子は1.8×0.9mのレイアウトを組み、ブルトレを走らせて楽しんでいる。やはり子供は動く!が遊びの基本で楽しいのである。


 と言うわけで今後はジオコレを使ったダイオラマの「独り言」が多くなる予定。実は9月頃から作業は始めていたんだけど、物理的にも心理的にも考えて手を動かすという作業に打ち込めずにいました。ここに来て余裕ができてきたので、遅々とした作業を撮り溜めたものを出していきます。
 さてまずはレールレイアウトの設計です。置き場所を考えるとあまり大きなものは作れない。「昭和の。。。」は60×45cmの大きさなので私もこのサイズを目安にすることに。専用のベースボードも市販されているが、ホームセンターで似たようなボードを発見した。画材のカンバス用ボードでA2サイズ(約60×42cm)の大きさで700円ほどととってもお得(^^。この上に自分なりのレイアウトを組もうと思ったのであるが、エンドレスのレイアウトと共に駅や駅前広場を作り、トンネルや商店街を作るとなるとどうしても「昭和の。。。」と似てしまう。それだけ考えて作られたものだと実感した。それでも少しでも違いを作ろうとカーブレールは「昭和の。。。」で使っているミニカーブレール(半径140mm)ではなくスーパーミニカーブレール(半径103mm)を使うことにした。


 とりあえず駅の風景を撮影。電車「モ1031」はパンタグラフと台車をディテールアップパーツに交換。

12/16 昭和の鉄道模型「動かす」

 雑誌の「昭和の模型」は見切りを付けたので早速コントローラを確保。初心者なので本格的なものは必要ないが、あまりに中途半端ものだとすぐに買い直すハメになりそう。動力車を2両くらいは動かせてポイント用の電源もあったほうが便利だと思い、決めたのがトミックスのパワーユニットN-1000-CL。入門用ではこれが最高級らしいが、この下のランクの1ハンドルマスコンタイプだと、ハンドルがへたって手を離すと倒れてしまう展示品を幾つも見たので初めから却下。
 コントローラが手に入ると実際にレールを走る車両も欲しくなるのは人の性。丁度MODEMOから江ノ電600形「2灯型」が発売されていたので思わず確保。MODEMOはスポット生産らしいので店頭になくなるとしばらく手に入らない。と言うことは気に入った車両を見かけたら一期一会(即確保)なのである(^_^。


 面影橋の駅も江ノ電だと大分雰囲気が変わる。江ノ電に面影橋駅って変だけど、この駅は実際の都電の面影橋とも全く違う(^_^;。
 これで走行環境が手に入ったので、建築限界(建築物に接触しないためのクリアランスをこう呼ぶらしい)の確認もやりやすい。スーパーミニカーブは半径が小さいので台車よりも端にある車両部分が大きく外側に膨らんでしまう。限られたスペースにレイアウトを押し込むため、建築限界ギリギリまで建物などを配置しなくてはならないので、実際に車両を走行させて確認するのが一番だもんね。

12/22 昭和の鉄道模型「街の下地」

 レイアウトを走らせる車両は路面電車を中心に集めたい。と言うわけでレール面と路面を面一にするため、街全体の地面を5mm厚のスチロール板で嵩上げした。まだレール面に届かないけど、板状に薄く伸ばした石膏粘に煉瓦路面をけがいて貼る予定。

12/30 昭和の鉄道模型「徐々に街並み」

 駅前の商店街用に集め始めた街並みコレクションを仮配置。右奥の映画館の屋根を見て分かるように、パーツによってはかなり反っているものがある。建物の中にLEDを組み込んだ電飾を予定しているので光が漏れないよう矯正して接着する必要があるわけで、数が多いとちょっと憂鬱。店は手に入りやすいリニューアルバージョンを中心に集めているけど、リニューアルされておらず、今や幻の銭湯はどうしても手に入れたい。

2008/2/10 昭和の鉄道模型「街並みがほぼ揃う」

 街並みに酒屋、醤油屋、床屋、製材所、倉、旅館、雑居ビル、タクシー会社、バス会社を追加。これでほぼ商店街が完成です。


 商店街の裏外れからの眺望。場末の映画館と雑居ビルの行き止まりでちょっと危ない雰囲気(゜o゜)\バキ。


 街の手前を南側とすると南東からの眺望。製材所の手前には銭湯を置きたいがなかなか手に入らない(--;。


 三輪トラックを見つけたので製材所用に確保。


 今やなかなか手に入らないボンネットバスも中古で一期一会。


 これも今やプレミアム価格となったカーコレのハイグレードタイプ。鉄道模型専門店のポポンデッタ大山店にて定価の2割引きで発見。最近はOldMacを漁っていた時のように足で稼ぐことがなかっただけに、久々に嬉しい確保だった。


 パトカーセットも下のブルーバード、スカイラインと共に通販で確保。この街に覆面パトカーが来るほどの事件なんて起きるのか?(゜o゜)\バキ


 小さな街にこの台数は多すぎるぞ(^_^;。

3/16 昭和の鉄道模型「トンネルの製作」

 トンネルはレイアウトの中でも最も重要な見せ所。小さいレイアウトでも欠かせない存在です。本格的なレイアウトだと図面を書くようだけど、今回は短いトンネルなので現物合わせでサクサク作っていくことに。手持ちのスチレンフォームを切り出し、車両の走行限界を印した台紙を目安にくり抜いていきます。


 嵩上げ用のスチレンフォームはトンネルの台を兼ねるので型をなぞり書きして切り取ります。


 こんな感じで外形ができました。


 市販のトンネルポータルはラインがキッチリし過ぎて雰囲気が合わないので自作。石膏粘土を3mmほどの厚さに伸ばし、少し硬化したらデザインナイフでレンガ組みを罫描きました。


 完全に乾いてから木工ボンドでトンネルに固定。


 トンネル全体を隙間が無くなるように石膏ガーゼを貼りました。石膏ガーゼは切って貼って筆や霧吹きで水分を加えると硬化してくれるもの。これだと石膏の粉が舞い上がったり、辺りに散らかることが少ないので室内での作業が楽ちん。最近は便利なものがあるんですね。

3/23 昭和の鉄道模型「電飾準備と路面の製作」

 模型と言ったら電飾はお約束(^_^;。各戸にLEDを仕込んで夜の街並みも雰囲気良く表現したい。まずは光漏れ防止のために壁や屋根の裏側を黒色塗料で塗りつぶします。本来ならば窓部分をマスクしてサーフェイサやシルバー塗料を下地にすると効果的だけど、なかなか作業が進まないので手抜き(゜o゜)\バキ。LEDの光量を落とせば何とかなると期待。


 配線用の穴をベースに空けます。20カ所以上あるので電動ドリルでバリバリ空けていきます。モーターを使う電動具は電池駆動だと非力で使い物にならないことがあるのでAC100V駆動がお薦め。車内用の小型掃除機もAC100V駆動だと効率が全然違いますよ(^_^。


 路面はハイカラな感じで煉瓦敷き。トンネルポータルと同様に石膏粘土を敷き詰め、デザインナイフでレンガ模様を刻んでいきます。

3/30 昭和の鉄道模型「レール塗装と路面の仕上げ」

 レールを錆色に塗装。ついでに未舗装面の下地に同じ錆色で塗っておきました。錆色と言っても艦底色ですが(^_^;。


 レンガ路面を赤茶色で塗ろうと思ったけど、未舗装面との色の差が無くて見た目が単調になるので、石畳舗装という設定に変えてグレーで塗装。このグレーは佐世保工廠色です(^_^;。未舗装面には茶色のカラーパウダーを敷き詰め、薄めた木工ボンドに液体洗剤(界面活性剤)を混ぜ、霧吹きで吹きかけて固定しました。

5/6 昭和の鉄道模型「自作ケース」

 レイアウトは完成したけど、問題となるのは置き場所と保管方法。しばらくは玄関の靴箱の上に置いて数少ないお客さんにも見てもらおうかと思う。だけど埃がかぶって掃除する度にどこかを壊しそうな気がする。そこで以前ミレニアム・ファルコン用に自作したアクリルケースを今回も作ることにしました。これなら押し入れにしまう時もプラモの箱と一緒に重ねられます。


 近所のホームセンターで3mm厚のアクリル板を購入。1切り100円のカッティングサービスで必要な大きさに切り出してもらいました。材料費、加工費合わせて9千円チョット。「週刊 昭和の『鉄道模型』をつくる」の格好良い専用ケースが約3万円。ピッタリサイズがこの値段なら見栄えがチープでも我慢です(^_^;。


 規格品の板一枚から全部材を取るには銭湯の煙突が高すぎるので、ケースに入れる時は2cmほど低くなるように取り外しできるように加工。


 動力、ポイント、LED照明の各電源コードは一つのコネクターにまとめてトンネルの裏側に設置。


 コントローラとポイント用のスイッチはトミックス純正を使うけど、LED照明用のスイッチをどこかに付けなくてはならない。そこでポイント用のスイッチボックスに組み込むことにしたんだけど、中を見ると空いている部分が少ない。一番スペースのある右上部に小さなトグルスイッチを組み込むことにして、干渉する部分を切り取って何とか収納。(加工後の内部写真は取り忘れてしまった<(_ _)>)。


 丸いコネクターがLED用、その下の四角いのが元々付いているポイント用。


 照明が付いている様子を撮ったんだけど、Web写真用に愛用しているソニーのDVカムは感度が低くて上手く写らない(--;。もっとも家屋の遮光がいい加減だったので光漏れが何カ所もあってダメだめなんだけどね(゜o゜)\バキ。


 愛着のある東上線の復刻カラー車両を配置。


 この車両、走行用の台車に変えたらピンのツメが甘くてすぐに脱落してしまうので、プラ棒をピンに押し込んで広げています。


 アクセントに桜の木を植え、何色かの草の元?を撒いて洗剤入り木工ボンド溶液で固めます。洗剤を入れすぎたせいか泡立っています(゜o゜)\バキ。