シャルンホルスト(SCHARNHORST, TAMIYA 1/700)





































 外国艦シリーズの製作は現在独艦モード(2017以降)。ビスマルクに引き続きのシャルンホルストです。ビスマルクのキットは硬質ゴムに悩まされたけど、このキットはスチロールのみ。年代物だけど、どうしても手を入れたいと思うことがないのはさすがにタミヤ製。後檣なんかはそのままでも十分な細さです。今回ディテールアップしたのは艦橋周りで、窓枠と6方に張り出したアンテナ、それと市販エッティングパーツの利用です。強いて言えば20mm4連機銃は今の水準のディテールが欲しかったな。(2018年5月竣工)


 左右一体の船体はさすがに歪みがあり艦底が浮き気味だったので、普段は軽量化のために組み込まない重り板を矯正板に使いました。


  仮組みしながら合わせ目を確認し、船体色、甲板色で塗り分けできるように接着していきます。ここまでは1月に作業が終わっています。


 全部品の下準備ができたのでこれから塗装。まずはサフ掛け前の記念撮影。卓上カレンダーでは3月の作業。


 船体は艦底と甲板の基本色を塗り終えたところ。甲板上の構造物はカッター、艦載機まで塗り終えているので、船体を塗れば組み上げの楽しみが待っています(^_^。


 マスキングを1日で終える集中力はもはやありません(--;。かといって時間が経つと込み入った部分のマスクが浮いてきて塗料の染み込みの原因になるので、早く作業したいところ。 丸2日かけてなんとか終了。


 アップにするとアラが目立つけど、手書きで甲板の板の色味変化を描き込んでいます。このキットにはデカールが付いていなくて、スワスティカをマスキングで描こうと思ったけど、ビスマルクで使わなかったデカールを使ってみました。 このデカールは3枚を組み合わせてスワスティカを再現する仕様。ビスマルク製作時に塗装にしようか検討するするために3枚を重ねたものを作っておいたので、お気楽に流用します(^_^。


 水溶きクラフトボンドで接着。 年度末の作業はここまで。年度始めはバタバタしてGWまで後の作業はお預けでした(--;。


 GW中に作業再開。すでに塗装済みのパーツを乗せていくだけなのですごく楽しい作業です(^_^。


 今回は気持ちに余裕があったので、平行アンテナ線を作ってみました。以前IJN艦の何かを作った際に挑戦したけど上手く行かなかったので断念していました。当時は長さを揃えて4本の線を平行に張ろうとして失敗。今回は予め長めに平行に4本張った線の両端付近に短い線を接着してから余分な部分を切り取り、両端に三角になるように線を張るといった工程で成功しました(^_^。


 竣工までの期間は4ヶ月かかったけど、実際の作業量は少なかったので、まあまあ楽しめた艦です。ビスマルクのバルチックスキームのような構造物にかかる迷彩がないと大分違いますね。お次はプリンツオイゲンの予定だけど、これも迷彩レス仕様で楽しみます♪