三笠(Mikasa, Forsight 1/700)




























 このキットを確保したのがH16年。翌年に横須賀の三笠を観に行って10年。太平洋戦争時のIJN艦隊の手持ちを作り終え、ようやく着手!(H27年7月のことです。)


 このキットは艦底板が左右2分割されていて、左右の船体パーツと一体になっているので、喫水線の段差ができない仕様。いつものように艦底に固定用のナットを仕込みます。いつもは砲身を真鍮パイプに換装するけど、精密ドリルビットのお陰で砲口を開けやすくなったので今回はキットのプラパーツを使うことにしました。


 甲板の塗装前までにここまで組み上げました。ボート甲板はまだ接着していません。


 日露戦争時代の艦に特徴的な艦尾のスタンウォークはエッチングパーツで格好良く再現されています。


 せっかくなので銘板をディテールアップ。


 船体以外をほぼ塗装し終えたところ。甲板板はチーク材が使用されていたので濃いめの茶色で塗装しました。日本海海戦時の仕様とし、前・中部の通風管をラッパ状に開口していないタイプにスクラッチしています。


 鍛錬のマスキング(--;。


 今回は曲線部に最近発売されたタミヤの曲線用マスキングテープを使ってみました。薄手のビニールテープをいった感じで、曲線に良く馴染みます。


 木甲板に極面相筆で多色処理を入れました。さあ、いよいよ主要パーツの取り付け。一番楽しい時間です(^_^。


 マストは仮組み状態だけど、ほぼ完成のイメージまでたどり着けました。ここまで起工から5ヶ月経過(--;。その間、怒濤のプラモ確保の日々がありました(^_^;。


 カッターや内火艇にはキャンバスを被せてみました。


 キャンバスに使ったのはあぶらとり紙。両面に艦体色をブラシしています。非常に薄いので1/700のスケールでも違和感なく再現できました。


 今回は錨鎖を置き換えずにキットのモールドを活かしました。アンカーに繋がる部分はモールドされていないのでエッチングパーツを追加しています。


 艦橋の欄干にマントレットを取り付けます。結構面倒な作業で根が続かず、二日間かかりました(--;。


 マストを取り付ける段になって干渉することに気付きました(>_<)。


 残すは張り線作業のみ。墨入れや汚し塗装はせずに綺麗な雰囲気に仕上げました。結局竣工まで半年かかってしまったけど、小さいながらも戦艦だけあって堂々とした艦様です(^_^。