Ships 1/700 Akagi Akagi 1932 Kaga Kaga 3deck Soryu Hiryu Zuikaku Unryu Zuiho Taiyo Yamato Ise 1945 Haruna Mogami Mogami(oldkit) Mikuma Tone 1945 Cyokai 1944 Yahagi 1945 Chitose Akitsushima Yukikaze Shimakaze Akishimo Sakura I-400 I-9, Ro-35 U-Boat U-Boot Aux Vessles ARIZONA ENTERPRISE BISMARK SCHARNHORST Mikasa Itsukushima Shimokita 1/350 Yamato Yukikaze I-400 1/1100 Yamato 1/2000 Akagi, Kaga Yamato Yamashiro, Mogami Zero,Val,Kate Betty Emily
加賀 改装前 (Kaga with Triple Flight Decks, Fujimi 1/700)
ハセガワが三段赤城のインジェクションキットを出して、そのうち三段加賀も出すと思っていたら、なんとフジミから出ちまった。もうこれ以上WLを増やすまいと思っていたけど、こいつは別格ということでオプションのエッチングパーツと共に確保。 いつものように将来のネジ止め対応で艦底にナットを仕込みます。 舷窓と支柱の軽目穴をピンバイスで開けます。今回使ったのはタミヤの精密ドリルビット。 通常のビットは根元まで刃先の直径なので、細いビットは曲がりやすくて折れやすい。こいつは根元が太くなっているので、うたい文句通り芯ブレしにくくて、刃先も滑らずに狙った位置に穴開けできる。量販店の模型売り場をブラついていて見つけたんだけど、ネット買いばかりせずにタマにはリアル店舗を歩くのも良いものです(^_^。 錨鎖を巻き上げる部分に錨を巻き付けられないし、ホーサーリールも蒲鉾状だけど、甲板下になって見えないのでディテールアップは無し(^_^;。 主なパーツを仮組みしたところ。パーツの嵌め合い精度は良好です。純正エッチングパーツを使うと、ほとんど手を入れなくても満足いく仕上がりになるキットです(^_^。 ところが三段甲板加賀で甲板の次に特徴的な煙突にどうも違和感があります。まず開口部の厚みがあり過ぎるので、内側と外側から削り込みます。 丸スペシャルに写っている煙突の基部はこんな感じ。細い縦縞は溶接痕というより板金を重ねたように見えます。 そこでプラペーパーを包帯のように巻き重ねてみました。 右舷側は飾る時に見えないので手抜きをしてケガキで表現(^_^;。 ジャッキステイを取り付けることでノッペリした感じを払拭できました。 主砲のモールドもエッチングパーツで表現するという凝りよう。ところが天蓋の出っ張り部の穴位置が合っていない(?_?)。キットの出っ張りを切り取ってエッチングパーツの穴位置に貼り直します。 高角砲の開口部は前述の精密ドリルビットで深く開けます。今までこの作業は失敗することが多かったけど、このビットは作業が楽しくなります(^_^。 火器以外のプラパーツと、破損しやすい手摺り以外のエッチングパーツを全て組んだところ。最上部飛行甲板だけはまだ接着せず、別に塗装して最後に組み上げます。 第二飛行甲板は鉄甲板という考証らしいけど、丸スペシャルの写真を見ると木甲板にも見えるので、ラインチゼルでモールドを罫書いちゃいました。 塗装が終わったところ。工数削減のため、竣工直後という設定で汚し塗装はしません(^_^;。 最上部飛行甲板の後部マーキング色は赤、白、黄色の考証があるらしいけど、従来の刷り込みの印象で黄色を選択。デカールは使わず、いつものように白線も塗装で表現しています。 後部甲板のトラスは飛行甲板を組みながら位置と角度を調整して接着します。煙突の支持材を汎用エッチングパーツで再現。 飛行甲板の裏側は汎用エッチングパーツのトラスでデッチアップ。 メタルリギングでアンテナ線と着艦制動索を張って完成! 艦載機を載せて記念撮影。 三段赤城の時は形状が似た機体から改造して作ったけど、さすがにインジェクションパーツがあると楽ですね(^_^。シャープさが足らないけど、削ったりしないでそのまま使いました。 10式艦偵、13式艦攻、3式艦爆はそれぞれ2機ずつしかキットに入っていないけど、このくらいがモチベーション維持に最適(^_^;。