潜水艦 伊-400 (I-400, PIT-ROAD1/350)












































 かなり前に中古で確保したレジン製1/350の伊400。熟成している間にタミヤから同スケールのインジェクションキットが出てしまいました(--;。幸いこいつもディテールがしっかりしているし、レジン故にパーツ数が少ないので組立は簡単(^_^;。残念なのは晴嵐が透明パーツじゃないって事くらいかな。


 まずはパーツ洗浄の儀式を終え、ランナーから切り取ったパーツを成形して仮組み。船体は一体成形なので、握った感じは細身の鰹節みたい(゜o゜)\バキ。


 プロペラ本体、プロペラガード、艤装はホワイトメタル製。プロペラの本体以外は自作の指定なんだけど、船尾の曲線に合わせてプラ板を切り出すのって結構難儀。現物合わせで少しずつヤスリ掛けして成形しました。また全ての舵パーツは真鍮線を差し込んでおきます。これで基本パーツは全て揃ったけど、やはり船は手摺りがないと精密感が出ない。最近は汎用のエッチングパーツが揃っているけど、1/350は高いので今回は真鍮線を駆使して自作に挑戦!


 艦には手摺りが付きもの。これがあるとグッと精密感が上がるので、今まではデフォルトでエッチングパーツの手摺りを取り付けてきたけど今回は自作。0.2mm径の真鍮製で作っています。まずは見通しが付きやすい艦橋部から製作。写真は支柱を瞬間接着剤で固定し、切り出したマスキングテープを貼ってニッパーで高さを揃えているところ。支柱を植えるときは予めピンバイスでフチの際に穴を開けておきます。この時ピンバイスに垂直にするとフチの壁が崩れやすいので、内側に向けて穴を開けるようにします。


 支柱を全て植えたら頂部に真鍮線を半田付け。熱量が少なくて先の細い15Wのコテを使い、支柱には予めペーストを塗っておいてハンダを回りやすくしておきます。凸モールドのラッタルも削り取って真鍮線で再現しています。


 艦橋部に続いて船体甲板サイドにも手摺りを製作。丸スペシャルや学研の伊号潜水艦特集の写真を参考に位置や形状を確認します。艦橋上部のシュノーケルや13号電探などは真鍮線やエッチングの手摺りなどを流用して再現。


 船体のディテールアップがほぼ終了したので曲がりやすいホワイトメタル製。のプロペラガードを取り付けます。瞬着で固定した後、船体と滑らかに繋がるようにアルテコパテで整形。船尾甲板上の構造物は真鍮線で作ったアンテナ支柱です。これで船体のディテールアップはほぼ終了。これからは艦載機とカタパルト台のディテールアップが待っています。


 先週まで平日の夜は「打ち合わせ&呑み会」の連続、週末も出歩きが続いていたので手付かずだった伊400。この週末は久々に弄ることができました。まずは晴嵐のディテールアップ。といっても大したことはしないで、パーツが無かったプロペラの自作とアンテナ支柱を立てただけ。あとカタパルトの台座がソリッドなパーツだったので真鍮線でそれらしく作ってみました。


 塗装はサフ掛け後に甲板、船体上部、喫水線下の順に要所をマスクキングテープで養生しながらブラシ掛け。実際の船体上部は対逆短塗料、下部は対超音波塗料を上塗りされていたとのこと。学研本の水野行雄氏のイラストが良い感じの色合いだったので参考にしながら調色。イラストでは喫水線下は緑側に振った色合いに見えるけど、貝の付着防止塗料と対超音波塗料を混ぜたと仮定して赤側に振ってみました。ところが単に暗いだけの色合いになってしまって模型的には面白くない(--;。当時の写真では木甲板の井桁の側面は塗装されていないように見えるので、板色で墨入れしたり、錆の汚し塗装をすれば多少見栄えが良くなることを期待。


 このキットには艦載機のデカールがなかったので日の丸は1/350大和から拝借。水平尾翼の白線はフジミの艦載機セットから拝借したけど零偵用なので幅が合っていないのはご愛敬(^_^;。墨入れ前のクリアを吹きたかったけど、今日は大雨が降っていて湿度がハンパ無いので、白被りになることを危惧して作業はここまで。
 ちなみに甲板に刺さっている竹串は逆さにしてターンテーブルの穴に差し込み、艦底の塗装やプロペラの取り付けなどの作業をしやすくするためのものです。


 晴嵐のディテールアップはパーツが無かったプロペラの自作とアンテナ支柱を立てただけ。あとカタパルトの台座がソリッドなパーツだったので真鍮線でそれらしく作ってみました。


 塗装はサフ掛け後に甲板、船体上部、喫水線下の順に要所をマスクキングテープで養生しながらブラシ掛け。実際の船体上部は対逆短塗料、下部は対超音波塗料を上塗りされていたとのこと。学研本の水野行雄氏のイラストが良い感じの色合いだったので参考にしながら調色。イラストでは喫水線下は緑側に振った色合いに見えるけど、貝の付着防止塗料と対超音波塗料を混ぜたと仮定して赤側に振ってみました。ところが単に暗いだけの色合いになってしまって模型的には面白くない(--;。当時の写真では木甲板の井桁の側面は塗装されていないように見えるので、板色で墨入れしたり、錆の汚し塗装をすれば多少見栄えが良くなることを期待。


 このキットには艦載機のデカールがなかったので日の丸は1/350大和から拝借。水平尾翼の白線はフジミの艦載機セットから拝借したけど零偵用なので幅が合っていないのはご愛敬(^_^;。墨入れ前のクリアを吹きたかったけど、今日は大雨が降っていて湿度がハンパ無いので、白被りになることを危惧して作業はここまで。
 ちなみに甲板に刺さっている竹串は逆さにしてターンテーブルの穴に差し込み、艦底の塗装やプロペラの取り付けなどの作業をしやすくするためのものです。


 実艦では艦名をペンキで直接艦橋に描いたのではなく、キャンバスの様な布に描いてロープで括り付けています。そこで黒地に白文字のデカールを白いプラペーパーに貼り、針でデカールの周囲に傷を付けて括り付けたロープを再現しました。


 晴嵐に取り付けたプロペラは全体を茶色に塗るのを忘れていました。再塗装してアンテナを張れば完成。


 しまった〜、晴嵐の垂直尾翼は格納時に途中で折りたたむ仕様なので、その境目にアンテナを張るのが正解でした(--;。気が向けば修正しよう(゜o゜)\バキ。


 写真では見えにくいけど、艦橋から艦尾にかけてアンテナを張って完成です(^_^。