The Authentic Darth Vader TIE Fighter (MPC)























 このベイダー専用Tie Fighterはなんと9年前に確保したもの。押し入れで熟成しているうちにファインモールドからX-Wingや一般型のTie Fighterが出てきてしまい、このままだとベイダー専用機も出るのでは?という不安が。そこで正月休み(2011年)にサクッと作ってしまいました(^_^;。


 まずは仮組み。上下分割の機体胴体部と翼状のソーラーパネル?、そしてコクピットが大まかなパーツです。古いキットなので胴体部は歪みがあって、矯正しながら慎重な貼り合わせが必要。


 コクピットにいるのは座席と一体化したダースベイダー。膝の上に載せた手は短めで、操縦桿は握っていません。フィギュアは乗せない主義なのでベイダー卿には降りてもらいますが、座席がないのでスクラッチ必須(--;。


 ピンぼけだけどベイダー卿のアップ。なんで目の部分がフラットじゃなくて窪んでいるんだ?まるでダースヨーダ(゜o゜)\バキ。


 シートのスクラッチ。まずはプラ板とプラ棒でそれらしく組み上げます。


 シートのクッションは1.2mm厚のプラ板を切り出し、凹みをつけたりして立体感を出しました。操縦桿やシート周りのパーツはジャンクの流用。


 横から見るとこんな感じ。完成するとシートの裏は見えないけどね(^_^;。


 塗装したところです。クッション部分はどうせほとんど見えないので派手に赤くしてみました。


 ゴチャゴチャつけたパーツの凸部はエナメルのシルバーでドライブラシ。


 コクピットに組み込むとやはり正面しか見えませんね。キャノピーをつけると益々見えなくなってしまうけど、存在感は大です。


 このキットはパーツが少ない分、ひとつのパーツが大きくなってゲートも太い。写真は翼部分のゲート。ランナーから切り離すときに翼のフチを痛めないように多めに残すようにするのはもう体で憶えています(^_^;。


 機体の上下パーツは収縮や歪みがあるので、全ての部分が一致する訳じゃない。一致しない部分は修正するわけだけど、どこの部分に逃がすかで修正の作業が量が変わってきます。翼に隠れる部分なら適当に面一にしてあげれば十分(^_^。


 ソーラパネルの塗り分けはサフ掛け後に黒を吹き、マスクして機体色の青みがかった白を吹きました。発色の観点からは白を先に吹くべきだけど、このほうがマスキング作業が少なくて済むんです。


  ちょっと厚吹きになったけどモールドが深いので気にしない(^_^;。


 エナメルで墨入れして、翼やハッチなどのパーツを接着してできあがり。 キットには伸張状態のランディングギアが付いていて、飛行状態に改造したんだけど、設定にあったかどうかも不明なので結局取り付けませんでした。