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Macintosh LC630


 普段PM7x00系をメインで使用しているためこの筐体は統一感があってしかもコンパクトなので気に入りました。私にとって初めてのIDE。しかし結構騒音が気になる。ファンの音が大きいようです。('00/02/02)


 もともとの冷却系です。ロジックボードが入った部屋の空気をファンで筐体上部に排気しています。ファンの前後にスリット接近しているため、風切り音がとてもうるさいのです。ちなみにファンを筐体から外して廻すとほとんど無音でした。また電源内で一番の発熱部品らしいものはシャーシに直づけされていて熱を逃がしています。このため電源に積極的に空気の流れが出来るようには設計されていないようです。


 風切り音の原因となるスリットを除去。筐体からの排気はリア側に変更することで排気音を聞こえにくくするとともに筐体の積み重ねも可能にしました。


 リアの排気口は元々空いていたスリットを利用。スリット間が狭いので3つのスリットをまとめました。これで風切り音はかなり小さくなり、指を間違っていれることもありません。現状ではHDDの回転音のほうが数倍もうるさいほどです。



 LC630改造のお約束「40MHzにクロックアップ」を実行。Doping Mac誌によると33MHz->40MHzへのクロックアップはオシレータPLLの設定を変えることによって可能です。2つの入力端子電位の0,+5Vを入れ替えればOKなので、ディップスイッチで切り替えることにしました。もともとロジックボードに付いていたチップ抵抗を利用して、近くのコンデンサ両極の電源電位からプルアップ・ダウンをしました。ディップスイッチのON-OFFパタンを反転すると33MHz<->40MHzとなります。('00/02/28)