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Macな独り言
USB2.0カード(2007/09/24) 今更ながら、自宅で使っているPowerMacG4にUSB2.0カードを積んでみた。職場のMacでUSB2.0は体験済みで1.0との速度差には驚いたものだったけど、自宅のMacをUSB2.0にする必要は感じていなかった。ところが最近海外に持っていくようになったデジカメのファイル容量が大きく、撮る枚数も多い。転送に10分以上掛かるようになるとさすがに導入を考えてしまう。で、改めて検索すると安い!千円台で手に入るなんて、良い時代になったもの。早速秋葉で確保して装着、結果は満足の転送速度(^_^。ただ注意書きに「一部のMacではスリープに非対応」の一部に当たってしまっていたのは残念(ToT)。 マックと普遍性 マックって何が良いのか?もちろん使いやすさ、親しみやすさだと思う。コンピュータを使う上では画面の表示方法や対話的なやりとりの方法は重要なわけで、GUIを使った直感的で統一されたインターフェイスはその神髄である。特に自分の感性を表現するような仕事には良いツールだと思う。バッチ処理だけで良いならDOSで十分だし。 そしてマックユーザーをさらに虜にするのはそのスタイリングである。最近のG4やスケスケiMacは艶やかだし、初期の一体型マックやスノーホワイトコンセプトは完全にアイデンティティを確立している。最近では古いマックの値が下がってきているので筐体の美しさを目当てに集める輩も多い(そう、あなたです^^)。 ただ残念なのはその筐体が紫外線などで化学変化を起こし黄ばんできてしまうことである。もちろんこの黄ばみが年代を感じさせて良いと思うこともあるが、やはりオリジナルの色は美しい。これだけソフトが普遍性を追求しているのにハードが劣化するのは非常に残念である。ここでハードとは器のことで、電気回路は時代とともににアーキテクチャーが良い方に変わるのは賛成だし、部品の劣化は仕方がない。でも多少値が張っても良いから後世まで使っていて美しさを保つ、もしくはより美しさが増すような素材で器を作れないものだろうか。強化ガラスや磁器などを使った素材だとこういうものができやすいかもしれない。またプラスティックでもType I キーボードのキートップのような素材だと経時変化が少ないような気がする。 もちろんこういったものを一般対象に売るのは販売戦略上不利なのは承知である。しかし、25周年Macといった限定版でだしてもらえれば欲しいヒトはかなりいるのではないだろうか。 ハッピーマックの謎 以前、MacDIO!のオフ会の時PowerBookの起動画面を眺めていてアレッと思ったんです。ハッピーマックがカラーだ!? 今まで白黒しか記憶にありません。なんでー?とメンバーに聞いたら「前からそうだったよ。」というお返事。うーん、僕のマック(PM7600)はOS8.5でも白黒なのに(?_?)。。。PB540CもOS7.5.5でカラーのハッピーマックが。どうもOSのバージョンではないらしい。で、職場の他のマックをみたらiMacもカラー版だった。で、気が付きました。予めカラーのモニターが付いていることが保証されているマシンにはカラー版のハッピーマックのリソースが使われることが。ということはLC575のボードを使っているものも対象になるわけですね。そこでLC575のロジックが入ったSunriseを起動してみたら。。。やはり白黒のハッピーマックでした。よく考えてみるとハッピーマックはシステムが起動する前のROMのリソースのはず。そうすると出荷時期によって、ある時の一体型にはカラーのリソースになっているのかな。と思って調べてみたらLC575の出荷時期は'94/5でPB540c(ExpressModem付)は'95/2でした。つまりこの9ヶ月の間にカラー化がなされたのか!? ちなみにこの間に出荷された一体型カラーマックはPB520c、PB540c、Duo280cであり、この後PF588、PF5210/5220、PB550cである。このあたりを調べるとカラー化の時期が確定できるかな。 しかし起動ディスクの要求の後に出てくるところをみると、やはりシステムファイルの中にあるようである。実際にResEditでSystemファイル(J1-8.5.1)を見るとicinの中にカラーのハッピーマックやウィンクマックがある。ということはOSのバージョンと機種に依存してカラーか白黒が決まるわけか? キーボードの歯磨き? 長時間のタイピングに疲れて、気分転換にキーボードの掃除を始めた。まずフレームを剥いで軽く洗い、OAクリーナーで拭く。キー本体はまずエアーコンプレッサをかけてゴミを飛ばした。次にOAクリーナーを霧吹きでキートップにまんべんなくかけ、1分ほどおく。汚れが浮き上がったらティッシュや布で軽く拭き取る。これだけではキーの側面やキートップのしつこい汚れは落ちないので歯ブラシで磨く。要領は自分の歯を磨くごとく。ふき取りはティッシュや布をあてて、やはり歯ブラシでキーの隙間をブラッシングする。多少基板が濡れるかもしれないがよく乾かせば問題ない。ただOAクリーナーはふき取りのいらないタイプのものを使わないと、後が汚くなるかもしれない。 この歯ブラシ掃除は以外と侮れないもので、以前はキートップをいちいち外して洗っていたけど、効率が全然違います。皆さんも一度おためしあれ。 iMacの類似品とバックアップ 先日Appleがアジアのあるパソコンメーカーに対してiMacのデザインコピーをしたことで告訴しました('99/7/21記)。その矢先、SOTECからやはり同じようなデザインの一体型パソコンが販売されました。真似が良いか悪いかはいろいろ意見があるのですが、スペックを見て「オヤッ!」と思ったのです。SOTECのパソコンにはPCカードスロットがあるのです。iMacに拡張性がないのは潔いと思うのですが、誰でも使いやすいパソコンといった観点からは足らないものがあります。それはバックアップの必要性を全く無視しているということです。初心者からバックアップの癖をつけておけば、いざというときに泣かずにすむし、パソコン使っていて悲劇を被ったということも少なくなります。その意味ではバックアップの方法をデフォルトとして持つべきであろうと思うのです。もちろんコストがかかるのは分かります。それでもたとえ100MB程度でも頻繁に使う書類とか重要なフォルダなんかを自動的にバックアップされるようになっていれば初心者といわずプロでさえ安心ではないでしょうか。実際に私の職場でもiMacの画面がつかずに起動しないという初期不良にあたり、2度の修理を強いられました。職場ではネットワークがあるので良いのですが、単体で使っている方にはバックアップメディアに頼らざるをえません。といってもUSBのMOはまだ市場に少なく、ZIPやSuper Diskも互換性の面で日本ではMOの比ではありません。拡張性が無いのならせめてバックアップのMO(230Mでも十分!)が内蔵されていたらと切に思います。 OS9とCD-ROMドライブの相性 PM7600/200のCD-ROM(純正12倍速)の調子が良くない。動作中止まってしまい、システムもフリーズします。他のマックに入れ替えても同じ症状です。試行錯誤して気が付いたのですが、どうもOS9が原因のようです。PM7600/200に純正12倍速ですが、このドライブをPM7600/G3に入れても同じ症状。どちらもOS9です。クリーンな環境でやってもダメ。これをOS8.6に戻したらノートラブル。ドライブを4倍速にしてもOK。CDの機能拡張だけ8.6にしてもダメ。結局OS9+12倍速(+PM7600?)の組み合わせは凶という結果。そんなことってありなの?ところが純正24倍速だとOKでした(?_?)。 マックな花嫁さん オールドマックのオフ会の時に聞いたお話。その方はとってもマックの好きなお嬢さんでした。ある時彼女はとっても高級なマックであるQuadra950に恋をしてしまいました。ところがこの彼女、男性とも恋に墜ちていたのです。そしてゴールも間近。しかし950買ってしまうと結婚資金が足らなくなる。そこで彼女は決めました。婚約指輪の代わりに950をもらおう!当時950は本体だけで100万円近い値段でした。それにメモリ、HDD足すと到底婚約指輪の相場以上になってしまいます。どうしても950が欲しい彼女はためらわずに自分からも足らない分(実は足らない方が多かったらしい)を出しました。そしてめでたく950も旦那さんもゲット! 時は少しだけ流れて。。。。 彼女は残念ながらそのひととは別れてしまいました。そして950は。。。。彼が持っていってしまいました。そして950はいまや誰もが手軽に楽しめるようなOldMacとなりました。 おしまい! みなさん、どう思います?飲みながら聞いていてその場の雰囲気もあったので笑って聞いていましたが、結構考えちゃうこともあります。ダイヤとコンピュータ。その時の価値。気持ちとの比較。考えるヒトの立場や価値観で答えは違うのでしょうね。お話をしてくれた彼女は今も元気にマックやいろんなパソコンいじっているし、楽しそうでした。こんどジャンク匡体からとったアップルマークをつかって指輪でも作ってあげたら喜んでくれるだろうか(^^;? その後、彼女は再婚された様です(^^。 |